いづみ橋だけど
主役は板
速やかに次に行きます。
ビールの後は基本の日本酒。今日見つけたのはこちら。
いづみ橋トンボシリーズの8号です。
色は少し黄色がかっており、澱もほんの少し見えます。
冷や一口目の印象は、微かなガス感とトロ味。蒸し米感。相反する要素が合わさってます。
相変わらずアルコールは高めですが、その先鋭さはあまり感じません。
温度を少し上げると、苦みが出てきて、先ほどのトロ味を相殺しスッキリしてきます。
さて、サブタイにも書きましたが、今回の主役は板。
この下に敷いてる板です。
結構前にオイル比較実験で載せたモノですが、あれからクルミオイルで仕上げることにし、表側もウレタン塗装を削り、オイルを塗り込みました。
実験では古いオイルを使いましたが、実践では新たに買い直してます。
ウレタン面をサンドペーパーで削り取り、一度塗り込んでは、1週間ほど乾くのを待ち、更に塗り込むってのを5回繰り返してます。
3回目くらいから、しっとりとした艶と木目がはっきりしてきたよう。
結果、ベタつきは無く、さらさらした表面になりましたが、やはりウレタン塗装に比べると、染みはできやすいし、傷もつきやすい。
そういう意味で、ウレタン塗装とオイル仕上げ。両方に一長一短があるのです。
ウレタンは水にも強いし、染みにも強い、でも傷の跡が綺麗じゃないし、再塗装は素人じゃ無理。
オイルは前述のデメリットはあるモノの、修理もし易く、傷が付いたらまた軽くサンドをかけて、オイルを塗り込めば良いのです。
私は、自然素材原理主義者ではありませんので、別に使い易いのならウレタンでも良いのです。ですが、特に焼き物とかのザラザラした器を置く板としては、傷付くことを前提としなくてはならないし、ならばメンテ出来るオイル仕上げを選んだってだけのこと。
でも愛着のわく一枚になったのは良し。
てことで
ではでは