RYEMASHの日記

がんがん使って、しっかりお手入れ

マクロ撮影 その1

手持ち編

結論から言うと、手持ちで最短撮影距離を狙うならMFでフォーカスを最短にロックして、カメラを動かした方が撮りやすい。

と、結論から入りましたが、なめてました。

NOKTON F0.95開放の剃刀の様なピン合わせも手持ちでできていたので、マクロも出来るだろう、更にE-M1の強力な手振れ補正もあるしと思っていたのですが、甘かったですね。

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崖のようですが、昨日使ったぐい呑みです。やはりマクロは別世界が見えます。

撮影難度も別世界で、とにかくAFが迷う迷う。フォーカスリミッターで0.19m-0.4mに設定しても、一度ピンが外れるとグイングインフォーカスが動いて、結局合わないというのを何度も繰り返しました。

更にこの距離になると、手振れがブレでは無く構図移動レベルで動くので、本体の手振れ補正も殆ど意味がない気がします。

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こちらも崖ですね。

ブログにアップする際にはリサイズされてますのでそんなに目立ちませんが、元ファイルで等倍で見るとピンが甘くなってます。

甘くてもいいじゃんというのなら、トリミングで切り出しても同じなので、折角マクロを使うならキッチリ撮りたいところ。三脚とリモートレリーズは必須です。

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こちらは注器の肌。ピンの範囲がいかに狭いか分かります。F2.8開放では縞模様のようです。

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口元。

いくら難しくても、マクロの世界はそれを越える魅力があります。

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外に出て花。被写体が微妙に動く分更に難易度が増します。

こちらは先端から1mmくらい後ろにピンが来ています。拡大すると花粉の一個一個もはっきりと見えます。

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粘って何枚も撮って一番マシなのがコレ。細いヒゲの様な位置にピンが来ているようです。

しかし、いくら軽量なマイクロフォーサーズとはいえ、ずっと下を向いて、ファインダーの中でグイングイン動く像を見ていると、腕も頭もクラクラしてきます。

ならば、MFでフォーカス固定して、せめてAFが迷っている時間を無くした方が良いなという結論になりました。手振れは訓練。ただこの方法だと、被写体に寄り過ぎてぶつかる可能性があるので注意が必要。

そこまでするなら、先ほども書いた様に三脚使えよという話なのですが、いつでも持ち歩いている訳では無いし、やはり手持ちも練習したいのです。

てことで、新たな挑戦が必要なマクロ撮影でした。続いて、三脚使用と、E-M1の新たな機能を使ってみます。

ではでは