タッチノイズは軽減できるのか? その1
予備実験編
先日購入したAKGのN200。音も装着性も思い切り好みなのですが、唯一にして最大の欠点がケーブルのタッチノイズです。
布巻のファブリックケーブルのために、とにかくガサガサ、ゴソゴソとうるさいのです。
しばらく使っているうちに慣れてきたというか、多少気にならなくなってきたのですが、やはり何とかできるモノなら何とかしたい。
ならばと考えた方策は二つ。
1. ケーブルの滑りを良くしてノイズを軽減。
2. 逆に滑りを悪くして、ケーブルを動き難くする。
このどちらかでケーブルを処理しようと思い立ったのですが、さすがにいきなり本物に試すのは怖いということで、思いつく方策をファブリックケーブルの質感に近い、細引きで試してみました。
謎の絵面ですが、3種類の処理を試してみました。左から。
1. 液体ゴム:滑り止め
2. トコノール:滑り易さ
3. 白ボンドを水で薄めたモノ:滑り易さ
まず、タッチノイズ云々よりも、一番右の白ボンドは上を向いちゃってることでもお分かりの様に、硬化後ケーブルが硬くなりすぎるので却下。
残った二つ。トコノールは触った感触はなめらか。液体ゴムは抵抗が増しています。
悩みましたが、ケーブルは特に汗のかきやすい首筋に当たるモノなので、水溶性のトコノールは如何なもんだろうということで、脱落です。
結果として液体ゴムを使うことにしました。
但しこちらも有機溶剤などを使っていますので、乾いた後とはいえ直接肌に触れてかぶれたりしないか不安が残ります。
まぁ、でもここで逡巡してもしょうがないってことで、実験あるのみ。
てことで、実践編に移ります。
あ、一応三本の質感の違いが見た目で分かるかなと撮ってみました。
液体ゴム
トコノール
白ボンド
うん、わからね。
ではでは