RYEMASHの日記

がんがん使って、しっかりお手入れ

NUARL NT01AX

アップグレード

momentumをメインに使いだしてから、NT01は塩漬けになっていたのですが、それはそれで勿体ないなということで、アップグレードサービスを利用してNT01AXにアップグレードしてみました。

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形状はNT01と殆ど変わりませんが、ゴールド?カッパー?のような仕上げになって、一言でいうとカナブンです。いやカナブンはもう少し緑だな。

という見た目はさて置いといて、旧NT01の一番の問題点は、Android、特にXperiaとの相性の悪さでした。公式にも謳われているほどに接続性が悪かったのです。それがAXでは改善されていると聞いていましたので、そこが一番の確認ポイント。

結論から言いますと、少なくとも室内では全く問題無し。Android9にしたXperia XZ1とペアリングして、スマホを居間に置き、風呂場に入り扉を閉めても全く切れません。これはちょっと感動です。

少し詳しく変遷を語りますと、NT01がNT01Bになって、曲の戻りができるようになり、更にNT01AXになって、aptxとTWS+対応になってます。

TWS+はQualcommの最新SoC、QCC3026で実装されている機能で、本来はプレイヤー側にSnapDragon 845があれば、プレイヤーから左右のイヤホンに直接BT通信ができるというモノですが、845では無くても通信品質は上がっているようです。これがSoCのおかげなのか、Nuarlのモノづくりの上手さなのかは分かりません。

更に利点を挙げると、ロールスワッピングという機能により、左右イヤホンの電池を使い切ることができ、動作時間を劇的に向上しています。これは845無しでも機能します。

ゴチャゴチャ書きましたが、要は切れにくくなり、電池も持つようになったということです。

その他の改善点を挙げますとケースもちょっと変わりました。

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蓋を開けるボタンの回りに囲いを付けることで不用意に蓋が開かないようになっています。これはBからかな。ただ、USB Type-Cじゃないのが惜しいところ。

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ゼンのケースと比べると、高級感は劣りますが、別にそういうのは求めていませんので、コンパクトかつ耐久性に優れているAXのケースの方が好みです。

音質に関してはおそらくNT01と殆ど変わらないはず。androidに繫がるようになったのでcodecがaptxになったという利点はありますが、直接比べた訳ではありませんので、違いは語れません。ただ記憶にある音質ですとフラット寄りの印象だったのですが、一聴するとかなりの低音寄り。ボアついた低音。

まぁ、こう感じるのも途中にmomentumを挟んだせいでしょう。

ちなみに、この印象はイヤーピースをTs-500装着時で、先述のTruegripに換えるとフラットな印象になりました。

あとは何だろな、音が多少後ろ側から聞こえる感じですかね。楽器の分離感もmomentumに比べるとちょっと甘い。いや、そう思わないと、ほぼ2倍の価格のmomentumを持つ意味ないじゃんという心理的バイアスがかかっているのかも知れませんが。

あぁ、後は外音取り込み機能があれば本当にmomentumと同等になれたのに。

しかし、今回は運よくアップグレードで手に入れることができましたが、未だに正規ストアでもヨドバシでも売り切れなんですよね。一応中華ホンではありますが、カスタマサポートもしっかりしてるようですし、何より、こういうアップグレードサービスを用意しているってのは利用者の面から見ても魅力です。

応援したいベンダです。

てことで、実効再生時間等は実験中ですので、またいつかの記事で報告します。

ではでは