メガネを新調
999.9 S-11T FG
在宅勤務を始めて1年半近く経ち、もうこの生活にも慣れたものの、運動不足と共に視力が低下してきました。
通勤しているときは知らず知らずのうちに遠くの景色を見たり、基本PCの前作業と言っても打ち合わせや出張などでPCから目を離す時間も結構あったのですが、在宅ですと本当に一日中同じ焦点距離でPCのモニタを見ていますから、そりゃ目も悪くなります。
ならばレンズを変えろよという話なのですが、現在使えるメガネは一本しか持っておらず、レンズ交換でお店に預けている期間、生活が困難になってしまうので、いっそもう一本メガネを作ろうと思い立った次第なのです。予備があると安心ですしね。
今回購入したのはこちら。
なんの変哲もない、チタンフレームです。メーカーはいつものフォーナインズ。
レンズの形もオーソドックスなスタイル。色もチタンシャーリングという、チタンそのものの色にしました。長く使うにはメッキや塗装は無い方が良いかなと。
フォーナインズ特有の逆Rもついていません。
と、とにかくシンプルに極振りした一本なのですが、実はこれフォーナインズの最初のオールチタンモデルの復刻版なのです。
テンプルの裏に小さく刻印があるのですが、S-11Tという20年以上前のファーストモデルを現代の技術で再構築したもの。FGというのはフォーナインズ銀座という意味らしく、現状では銀座店のみの販売となっているそうです。
鼻パッドは最近見かけるようになったチタン製。ここにもFGのロゴがあしらわれてますが、正直チタン製のパッドは光の反射がレンズに映りこむことがあり、もう少し使ってみて気になるようなら、普通のに変えようかなと思っています。
一番重要な問題のかけ心地はさすがの一言。逆Rパーツは使われていないものの、スッと顔にはまる感覚は、テンプルの形状や素材のおかげなのでしょう。この辺の思想は初期から変わっていないのだなと感心しました。
さて、今回このモデルを選んだのは、最近のフォーナインズはかけ心地は良いんだけど、デザイン的にクラシックスタイルか、近未来的なスタイルが多くなって、逆に個性が無くなってるなと思っているときに、たまたまこの復刻版発売の情報を知ったからなのですが、懐古趣味ではなく、昔の尖がった、でもかけ心地にこだわったデザインってのをもっと出して欲しいなと願うところです。
あ、最後に視力ですが、やはり近視が2~3度進んでいたようです。乱視の角度は変わっていないようですので、既存のメガネもしばらくはそのまま使うことにしました。
てことで、久しぶりの投稿はメガネ噺でした。
ではでは