新しい酒器を
久々に
こんな状況ですので、酒器を直接お店で選ぶことは難しいのですが、信頼しているうつわ屋さんから久しぶりに新しい酒器をネット購入しました。届いて箱を開けるドキドキ感も良いものです。
こちら
大胆な削りが施されたガラスの片口です。
作者は貴島雄太朗さん。すりガラスの表情がとても良し。
反対側から。
真横から。
こういう撮影というか見せ方をすると、シャープで冷たいイメージがありますが、実際は小ぶりで柔らかい印象も受けます。1合くらいのサイズ感かな。
こう見ると印象がだいぶん違いますね。大きく削る意匠ですので、地のガラス自体はかなり厚め。それがまた柔らかい印象に一役買っているかと。
ちなみに今までも様々な片口を使ってきましたが、時々デザイン性だけに振って、使い勝手が悪い、具体的に言うと持ちにくかったり、注ぎにくかったり、一番わかりやすいのは注いだ後に口元から酒が垂れやすい等。
その点この器はそれなりの重さがあるものの、カットのおかげで指の引っ掛かりがあり持ちやすく、また注いだ後の垂れもほとんどありません。
こちらがグラスに注いだ後の口元の図。しっかりと雫が切れてます。
こういう器に出会うと、作者さんは酒好きなのかなと推測してしまいます。実際は分かりませんが。
てことで、なかなか新しい器に出会う機会も減ってますが、その分こういう一期一会の出会いを大事にしたいなと。
ではでは