夏には遠いですが
麦茶のおはなし
これまで緑茶やほうじ茶、ルイボスなど様々なお茶を水出しでポットに淹れてきましたが、この半年ほどは麦茶になってます。これまでもバーボンの割材として時々話題には出してましたね。
その麦茶も種類、メーカによってかなり味の差はあるもので、大きく大麦系とハト麦系。大麦系は六条麦茶と二条麦茶に分かれます。
それぞれ国産麦の10種類くらい飲み比べて、これは好みだなというものをご紹介。
まずは大麦系。
宇治の露製茶、瀬戸内ブレンド麦茶です。二条麦とはだか麦のブレンドです。
大麦系の特徴は甘さと香ばしさ、見た目的には濃い茶色で所謂誰しもが思い描く麦茶というものですが、この瀬戸内ブレンド麦茶はその味をとても分かりやすく出してくれます。バーボンにも合う。
挽きも細かめなので、比較的短時間で味が出やすいのも好ポイント。
32パック入りで、ヨドバシ価格410円。
淹れ方のポイントなどはハト麦と同じなので後ほど。
そのハト麦の好みはこちら。
小谷穀粉、国産はと麦茶です。
ハト麦茶の特徴は独特なほろ苦さ、見た目的にはかなり薄めの黄金色です。
あんまりなじみがないかも知れませんが、爽健美茶を思い浮かべて頂けると近いものがあります。
個人的には大麦系より好きですが、味が出るまでに少し時間がかかるのが難点と言えば難点。あとバーボンには合わない。
ハト麦茶は大麦に比べメーカ毎の味の違いが大きく、香ばしさを強く感じるもの、苦さを押さえてマイルドな味わいにしたもの等様々ですが、私的にはこのほろ苦さが好きですね。
こちらは36パック入りで、ヨドバシ価格464円。
美味しい入れ方に関して特にコツという程のモノは無いのですが、強いて言えば1.5リッターに対し2パック使うこと、製品に書いてある時間よりも長めに淹れること、水出しで淹れることくらいでしょうか。
パック数は大体1リットル1パックというのが多いのですが、それだと少し味が薄く感じますので、家で使っている1.5リットルボトルに2パックってのがちょうどよく感じます。
淹れる時間は大麦は半日、夜入れて朝から飲める感じ。対してハト麦は丸一日置いた方がハト麦ならではの味が出ます。とはいえこの辺りは水が悪くなる時間との兼ね合いもありますので自己責任ですね。ハト麦の方は2~3時間と製品には書いていますが個人的にはその時間じゃ全く味はでません。
淹れ方は水出しと書きましたが、味と香りをしっかり楽しむならこれ一択。手早く飲みたいのなら、ポットに熱湯で淹れて粗熱が取れたら氷で冷やすって手もありますが、香りが飛び雑味が増えるのであまりお勧めはしません。
てか、挽いて無い丸麦なら昔ならではのやかんで煮出すのが美味いのでしょうが、パック麦茶では逆に味が飛びます。
てことで、長々と麦茶について語ってきましたが、所詮は道楽でもどうせなら美味いものを飲みたい、しかも麦茶は安いし実は味の違いが大きいしということで楽しい趣味です。
ではでは