BE6i色々
チップも色々
さて、数回紹介してきましたNuForce BE6iですが、そろそろ音質も安定してきましたので、感想など。
変な順番ですが、まずはこのイヤホンが合わない方から。低音スキーの方と、遮音性重視の方は不満が出ると思います。
これは以前も言及しました、この穴。
これ、チャンバー内のエア抜きと同時に、通話時のマイク用途になってます。
マイク用途ってことは、外部音が聞こえるということで、遮音性は低いです。本体の設計なので、ここはチップを変えても変わりありません。
更に、ここでエアが抜けることで、地の底から響くような低音も不得意です。
続いて、このイヤホンを好む方。これもこの穴に起因します。
先ほど、低音スキーの方には合わないと書きましたが、低音が出てない訳ではありません。ただ、圧縮された低音では無く、開放型のヘッドフォンやスピーカーのような低音ですので、開放感を好む方には合っています。
更に、金属ハウジングと相まって、BA型のような中高音を奏でます。しかも、ダイナミック型一発ですので全帯域のつながりがスムースで、特に女性ボーカルのような艶のある声にはピッタリです。
全体的に言いますと、全域フラットで、モニター寄りの音です。この辺りは、Westone 4Rにも似ています。だからこそ、私的には好みの音です。
これを面白味が無いと感じるかどうかですね。
さて、ここからはチップのお話し。
前回は、シリコンチップと、コンプライチップを比べましたが、今回もう二つ比較してみました。
左から、Monster super Gel tips、Crystal tips、比較としてコンプライTx-500です。
何で、前に出さなかったと言いますと、Monsterは既に生産終了、Crystal Tipsは日本では扱っていないからです。
さて、音ですが、まずはMonster。こちらはGelという名の通り、こんな風にシリコン外装にGelが注入されています。
正直音は一番好みです。ただ問題は付け心地がすこぶる悪いのです。伸縮性がほとんどないし、なんかヌルヌルするし。でも、この中高音の鳴りは比類ないモノです。
続いて真ん中のCrystal tips。
これは元々KickStarterで始まったプロジェクトなんですが、めでたく成立して、今は普通に売っています。
素材はコンプライと同じウレタン。ただ、ちょっと素材が違ったり、衛生的に優位性があるそうです。
でも、正直その辺はどうでも良く、T-500に比べちょっとだけ背が低いところがミソかも。
音的には、言われてみると、T-500より籠りが少ないかもという程度。
でも、プラシーボ的には良いかも。
サイトはこちら。
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価格は3ペアで10ポンド。送料はRoyal mailで3ポンドです。10日程度で届きました。
さて、とっちらかったレポートになりましたが、とても気に入った一品です。
BTが全く切れないのは、このイヤホンのおかげなのか、Xperia Z5のおかげなのかは分りませんが。
あ、関係無いのですが、Xperiaの最新型を買わなかったのは、背面が金属になって、BT通信がやばいんじゃないの、という懸念があったからです。
と、最後までとっちらかったままで。
ではでは