緩かった
あんまり定義を気にせずにバーボンを飲んでいたのですが、法律としてのバーボン表記は意外に緩いのですね。
なんてことを書いているのは今これを飲んでからです。
Smooth AmblerのOld Scoutです。
これはウェストヴァージニアで作られているバーボンです。
est, 2009なので新しい蒸留所ですね。
このSmooth Amblerではジンやラムなんかも作っているようです。
何となくケンタッキーで作られたものだけがバーボンと表記できるのかなと思っていたのですが、法的には、51%以上80%未満のコーンを入れて、80proof以上ってのが条件のようです。細かい規定はもう少しあるようですが。
そういう意味で言うと、ジャックやディッケルもバーボン表記できるはずなのですが、これは彼らの意地なんでしょう。
で、戻ってこの酒。
これは7年もので、味的にも普通のバーボンです。
これが10年表記ですと、Low LyeということでLyeの配分を下げているようです。
2009年創立で何故10年ものがあるのかは、敢えて突っ込まない方向で。
真面目に語ると、最初は原酒を仕入れて、貯槽していたのかもしれません。
あ、理屈っぽい話ばかりになりましたが、これは好みの味です。
ただ、高いですね。
このレベルの味で、2千円台の酒ってのが、バーボンの良さだったんですが。
てことで
ではでは