RYEMASHの日記

がんがん使って、しっかりお手入れ

ワークブーツたち

Ibushi

今日は過ごしやすい一日でしたね。これからの季節、気温も湿度も下がるので、ブーツを鍛えるには最適な季節です。と、いうことで、ひとつご紹介です。

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Ibushiというメーカ?のブーツです。(?の所以は後ほど)

きったないブーツに見えて申し訳ないのですが、これでもほぼ新品です。

どうやら、ベースのブーツにビンテージ処理をして、あえて使い込み感を出しているってのと、日本製ってのが売りのようです。

と、いいつつ、購入した理由は見た目では無く、ラスト(靴型)が日本人足に合せてあるという点と、たまたま実物が置いてある店があり、試し履きができたからです。さすがに始めてのメーカ、型番の靴をWebで買うほどの勇気はないです。

で、履き心地ですが、私の幅広の足にジャストフィット。これまで、Red wingのワイズDではきつくて、辛かったのですが、これは大丈夫。履き始めて3日目くらいには走れる程のフィット感です。(とはいえ後日ワイズEや2EのRed wingを見つけてしまうのですが。。。)

問題は売りにしているビンテージ処理と日本製(浅草製とも書いてますね)。

ビンテージ処理は自分でレザークラフトをしている事もあり、本当なら自分で鍛えていきたいとろですが、まぁしょうが無いかなって感じ。実物は写真で見えるほど、加工感も無いですし。

で、日本製。これはちょっと疑問が残ります。購入後、たまたま見つけた楽天の店で、これとまったく同じ形でビンテージ処理の無いものが5000円程度で売ってました。製造はミャンマー。もちろん、スタンダードなモック型なので、たまたま似てるだけかも知れませんが、ステッチの数から位置まで全て同じってのはなかなかないでしょう。

これは予想なのですが、おそらく、ベースの靴を海外で製造し、最後の仕上げを浅草でしてるのでしょう。HPをよく読むと"その道一筋、三十年以上ワークブーツを作り続ける日本の伝統工場をメインに生産。"とあります。メインってところがミソですね。Ibushiっていうメーカ名は加工したメーカって事になるのかな。他にバイカーブーツなんかも作っているみたいだけど。

まぁ、ソールが本物のビブラムであったり、もしかすると革もグレードアップしてるかも知れないですけど、この処理で一気に値段が2万を越えるのはどうかなとも。

って、ネガティブなことを書いてしまいましたが、日本製だろうが、その他だろうが、この品自体は大変気に入っています。なんといっても靴は履き心地ですからね。特にワークブーツは当たりを見つけるのが難しいし。作りもしっかりしていて、ソール交換も保障してるしね。

メンテやカスタマイズはこんなの使ってます。

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左側はマスタングペースト。馬油です。靴の説明書には、ビンテージ処理が落ちるので、オイル入れは半年後にと書いてましたが、まるっと無視。雨の中でも履けるように、マスタングを入れました。結果、見た目はほとんど変わってないですね。

右の2つはインソールの裏表。ショックドクターのSP0991です。この効果が劇的。もともと、ワークブーツにしては軽量なつくりなのですが、これを入れてフィット性とバネ性を強化することで、まさにスニーカーのように歩けます。特にかかとからつま先まで続く硬いコントロールバーってのが効きます。厚みが結構ありますが、薄いタイプもあるので、ワークブーツの履き心地で悩んでる人にはお勧めですよ。

この2つは、後にRed wingやレザークラフトの話題にも登場しますので、その時にもう少し詳しくご紹介します。

では、明日もワークブーツを履いて出勤です。