靴の重さを
理解する
たまーに誰かと靴の話になると、革のブーツは重たいから疲れるという意見を聞くことがあったのです。
私自身はブーツでも、最新の軽量なスニーカーでも靴の重さで疲れるという感覚を持ったことは無く、足の筋力の違いかねぇくらいに考えていたのですが、今回ちょっと思い当たる節がありました。
昨日履いてお休み中の9875ですが、靴紐をトリッカーズの組紐から、革紐に戻してあります。たぶん9870に付いてきた革紐です。
実は重さを体感したのが、このトリッカーズの靴紐だったのです。
この紐、とても滑りが良く、スルスルと締めることができて、ほどけることも無いのですが、滑りが良すぎて、つま先側から順に締めていっても、次の鳩目を絞める際に、前の鳩目で締めたところが緩んでしまうのです。
結果として、つま先から甲に当たる部分の締めが弱くなるのです。足首の部分はグッと締められるのですが。
この状態で歩くと、甲の部分で靴を持ち上げる感覚になり、確かに重さを感じるのですね。
実際の靴の重さ的には、ソール交換前に比べ、大分軽くなったはずなのですが、それでも重さを感じて疲れるのです。
その点、この革紐やタスランでは摩擦係数が高いので、緩むこともなく、靴と足が一体化して履ける訳です。
思い出してみると、昔超安売りしていたイエローブーツを買ったことがあり、ちょっとサイズが大きかったのですが、その靴も妙に疲れたのです。今思えば、甲の部分がパカパカして、やはり靴を持ち上げる様な状態になっていたのかも知れません。
で、何が言いたかったのかというと、サイズが合って、足に慣れた靴を適切に締めて履くならば重さは気にならないんじゃねという、ワンセンテンスで済む話でした。
てことで
ではでは