ブラとケットのせめぎあい
量子力学ではありません
お久しぶりの素人カメラ使いこなし話しです。カメラ好きの方々には当たり前のお話しなんでしょうが、私のように素人に毛の生えたような人間は、未だに発見することが多いのです。
今回は露出補正とブラケットです。
最近、露出を変えることでの色合いの変化が楽しくて、色々変えながら撮っているのですが、いかんせん、オリンパス特にPENシリーズのダイヤルはとにかく空回りするのです。
なので、露出補正用ダイヤルを回してもスカッスカッとして、気持ちよく撮れないのです。これは仕様ということでメーカーに文句言ってもしょうがないらしいのです。
となると、ブラケット撮影で露出を変化させながら撮ってみようかと思いつきました。
さて、ここからは機種固有の特性かもしれませんが、E-P5の露出補正用ブラケットには、その名の通りのAE(露出補正)ブラケットとISOブラケットがあります。
この2つは結果的に同じ露出量に変化できるのですが、どの量を変化させるかで違いがあります。更に、動き自体にも違いがあります。
まずはこちら。
AEブラケット
モードによって違いがあるのですが、絞り優先モードですと、シャッタースピードを変化させながら、複数枚の写真を撮ります。実際に複数回シャッターを切ることになります。なので、基本的に連写モードで撮るモノでしょう。
例えば、変化量を1EVにして、3枚撮るように設定しますとEV 0, -1, +1の順番で撮影されます。
A : こちらが基本。SS 1/50, ISO-1600でEV補正0。これを基本として。
B : SS 1/100, ISO-1600でEV -1です。SSが2倍になって1段暗い写りです。
もちろん次は。
C : SS 1/25, ISO-1600でEV +1です。SSが半分になって1段明るい写りです。
さて、この3枚は先ほども書きましたように、実際3回シャッターがカシャカシャカシャと3回切られます。設定次第では、補正幅をEV 0.3, 0.7, 1.0、撮影枚数も2, 3, 5, 7枚と変更できます。今回はEV 1.0、3枚で連写しました。
これに対し、ISOブラケットではこうなります。
ISOブラケット
D : SS 1/50, ISO-800で結果的にEV -1です。Aに比べISOが半分になって1段暗い写りです。
さらにこちら。
C : SS 1/50, ISO-3200でEV +1です。ISOが2倍になって1段明るい写りです。
変化しているのはISOのみ。AEブラケットと違うのは、シャッターは一回しか切られません。カメラ内保存する際に感度を変えて保存されるのです。
ちなみにこちらは、ブラケット撮影枚数は3枚固定。EV補正は0.3, 0.7, 1.0のみと自由度は低くなります。
ここで、Aを基本として、BとD、CとEは設定は違うものの、結果としての露出は同じなので、写りはほぼ同じです。
今回はAEブラケットとISOブラケットを併用して、3連写で3回露光、更に一回の露光毎に3回のISO補正をして合計9毎撮っています。
さて、悩ましいのはここからなのですが、長くなりそうですので、一端ここで切ります。でも書いとかないと自分でも忘れそうですので、なるべく早く次に生きましょう。
てことで
ではでは