ピッカピカへの挑戦は続く
半分趣味の領域に入ってます
最近忙しくなって記事の更新頻度が減っていますが、いつか記事にしようかと写真だけは撮っていました。今回はその中でも以前台所の汚れを磨いた記事の続きです。
前回の耐水ペーパーでの磨きで、鍾乳石や変色している部分はすっかり綺麗になり、それなりに満足な状態にはなったのですが、ここまでくると、更に上を目指したくなるのです。もう実用性では無く趣味の領域です。
まず初めに試したのは3000番台の耐水ペーパー。結論から言うと、1000番台のペーパーの研磨剤が落ちてきた来た時とあまり変わらない、かつ単価がかなり高いので、あまり効率的ではありませんでした。
となると、コンパウンド系です。
ネットなんかで調べて、試してみたのはこの2種類。
アサヒペンのピカピCANとハイホームです。
ピカピCANは小林製薬的なネーミングですが、金属磨き専用で、コンパウンドと溶剤を含ませた綿が入っており、コレをちぎって磨くもの。
ハイホームは数十年の歴史がある、石鹸と自然石の半練りクレンザーです。
何はともあれ使ってみたところ。
ピカピCANは溶剤と金属の粉が浮き出て真っ黒になります。見難いですが磨いた部分の上の方にある黒い塊が磨いた後の綿です。手も真っ黒になるので、ウレタン等の薄い手袋は必須です。
ハイホームも水を付けなければ、金属表面を磨くことができます。今回はいつものワイプオールを使っています。
効果は表面の汚れを流してみると一目瞭然。
ピカピCANで磨いた方は黒く見える程写り込みが強く、より鏡面仕上げになっているのに比べ、ハイホームはそれほどの効果はありません。
ただこの写真は敢えて表面の違いが分かりやすいような光の方向から撮っていますので、実際には、このようにシンク全体は結構ピッカピカになってます。
これ、全体はハイホームで磨いて、一部だけピカピCANを使っています。確かに違いはあるのですが、正直普段の磨きならハイホームで十分かな。
十分と思う理由は他にもあり、ピカピCANは有機溶剤を滑性剤として使っている都合上、磨いた後に洗剤で念入りに洗う必要があります。特にシンクの様に食品を扱うようなモノに使用する場合にはかなり気を遣う点であり、正直面倒くさい。
その点ハイホームはピカピCAN程の効果は無いモノの水で洗い流せるので、気楽に使うことができます。
更に言うと、ハイホームは水と合わせて使うことで、金属研磨力は落ちますが、水垢等を取るには十分な効果が得られるというように、用途に合わせて使い方を変えることも出来るという利点もあります。
総評としては、年に一回くらいの徹底した研磨にはピカピCANを、普段の磨きにはハイホームをといった感じでしょうか。
ちなみにコンパウンドで検索するとピカールが一番に引っかかることが多いのですが、使用した方のレビューを見ると、揮発性の溶剤がかなり強く、頭がクラクラする程ともありましたので、台所への使用には適さないと判断しました。ピカピCANは同じように溶剤を使っていますが、臭いは殆ど感じません。
更に総評というか、そもそも綺麗に保つという点に関しては、シンク上に水が乗っている状態で放置しないというのが一番重要です。要は台所を使ったら布巾で水気を拭き取れという、至極あたりまえな話です。
あたりまえなんですが、それをしていなかったから、水垢鍾乳石が出来た訳であって、結局掃除ってのは、一度綺麗にした後は如何に汚さないようにするかってのが重要だなと思い知った次第です。
てことで、また新しいピカピカ法を見つけたら試してみるつもりです。
ではでは