Tapir レーダーバルサム
使ってみました
以前にオイル比較でご紹介したTapirのレーダーバルサム。
この真ん中のバク印のやつですね。
先日はいずれ9875に使う予定と書きましたが、その直後に結構な雨にやられましたので、早速使ってみることにしました。
他のオイル、ワックスと同じように塗って一晩置いて、拭き上げてブラシをかけたのがこれです。
これも以前に上げた写真です。
このTapirですが、これまで使ってきたものと違い、仕上げに艶が出ます。といっても、ピカピカの艶ではなく、しっとりというか、革がキュッキュとするような艶です。
元々、ブーツは艶なしが好きだったんですが、これはこれで気に入ってます。
で、塗り心地ですが、仕上げと同じで、やはり他の製品とは少し違います。
基本手で直接塗っているのですが、手の温度で融けるような融点の低い成分は直ぐに革に浸透し、融点の高い成分が表面に残り、ぎゅっと摩擦で手が引っかかる感じになります。他の製品では、塗った後でも手を当てていると成分が柔らかくなって揉み込むことが出来るのですが、Tapirではそれができません。
逆に言うと、引っかかる感じになった部分はもう塗れているので、それ以上塗る必要が無いとも言えます。
この状態で一晩置くとマットな見た目になります。これは他の製品と同じ。
これが拭き上げる前。上の写真と比べて艶消しになってます。
ここからは好みの仕上げ方かもしれませんが、表面のワックス分が結構固いので、そのままあまり拭かずにマットな感じもありだし、結構強く磨いて、艶を出すのもありかと。
私の場合は上記のように、強めに艶を出してみました。
こんな感じで、好みで仕上げを変えることが出来るのは面白いですね。
まだ、一回目の使用なので、これから塗り重ねるとどうなるかも見ていきましょう。
ではでは