くつひも考
意外に手ごわい
さて、今日も細かい話題をうだうだと。しかも酒無し。
まずはこちら。
先日9875のくつひもを革に換えたわけですが、コレがなかなか手ごわいのです。
上の写真は、左からBRASSさんの革紐、レザークラフトで使ってる革紐、トリッカーズのくつひも、RWのタスランです。
正直、革のくつひもって使った事が無かったのですが、イメージ的に、結び目が緩みやすいかなと思ってました。レザークラフトで使ってる革紐が実際、結び目が緩みやすいからなんです。
写真では分かり難いのですが、クラフト用はトコ(裏側)もコバ(断面)も磨いてあります。そのため、摩擦が小さく、かつ固いので緩むんですね。
それに比べBRASSさんのは、トコもコバもある程度綺麗にしてますが、ピカピカではありません。かつ伸縮性も結構あります。
これを使うとどうなるかというと、全く緩まなくなるのです。
これ自身はくつひもとしては非常に良い性質なんですが、朝の足が小さいときに締めると、昼頃に足が少し大きくなって、痛くてたまらなくなるんですね。
足のむくみだけでなく、締めるときに引っ張った紐が元に戻ろうとするので、どんどんきつくなる。
久々に履き始めのような、足の痛さを体験しました。
これが、タスランやトリッカーズのように、ナイロン系の紐だと、自然に少し緩んで、それがむくみと相殺されて、一日中ちょうど良い感じになるのです。
今のところ、増し締めならぬ、増し緩めを行って履いてますが、紐と靴との摩擦も大きいので、紐を結ばなくても、締めたテンションが緩まないほど。
ここで、トリッカーズの紐に換えるって手もあるのですが、くつひもとしての性質は素晴らしいので、なんか何かに負けた気がします。
もうしばらくは上手い締め方を模索していこうかと。
ではでは