酒器の連鎖
続くもんなのです。
少し前に、新しいワイングラスを手に入れましたが、続いて、片口です。
一つ好みのものを見つけると、同じ時期にやはり好みのものが見つかることが多い気がします。
これが、高価なものであれば、うーんと悩むのですが、酒器であれば、なんとか手に入るもの。
今回はこちらです。
常滑の作家、鶴見宗次さんの灰釉片口です。
大きさ的には1合入れてちょうど良い感じでしょうか。
底は高台にはなっていないのですが、目跡の間に釉が溜まって、ちょうどその三点で上手く安定しています。
釉は薄緑なのですが、こうやって釉溜まりになると、ちょっと織部っぽい色合いです。
片口内部の底にもリング状に釉溜まりができていて、良い表情になってます。
ちゃんと底を撮れていないのは、上から被さるように撮ると、影が出るからです。
肌は貫入が入っていて、これから使い込むと、どのように育っていくかが楽しみです。
こちらの片口は、いつも購入している”かたくちや”さんで購入したものです。
このような手作りのモノは、本当は本物を見て一品一品違う姿のものから、好みのものを探すのが楽しいのですが、なかなかそういう機会もありません。
なので、目利きの利く、かつ自分の好みにあう品揃えをしているweb店舗を見つけられたのは幸運です。
最近はこのかたくちやさんとCreemaでの購入が多いですね。
どちらも、作られた方の表情が見える感じが好きなのです。
さて、本当は今これで飲んでいる酒もご紹介しようと思ったのですが、思いの外長くなったので、まずは酒器のご紹介ということで。
ではでは