RICOH Caplio R1
発見
唐突ですが、定期的に家探しをするのが趣味で、その度に何か見つけます。
時には、ずっと目の前にあっても、認識していないものがあって、これもそんなモノの一つです。
2004年発売で、確か発売直後に買ったはず。うろ覚えですが、急に海外出張に行けと言われて、だったらカメラぐらい持って行かないとねと買ったもの。
決め手は、単三電池で動くところでした。今ではほとんどのACアダプターが海外対応していますが、昔は100V対応しかしていないものも結構あったのです。
スペック的には、換算28mm-135mm、F3.3-4.8。
当時はそんなスペックなんて気にしないで買ったのですが、この後あまり使わなくなったのには理由があって、とにかく暗い。
と、いいますか、シャッタースピードが上がらずに、手ぶれるんです。
ISOは64-800なんですが、AUTOにするとISOを下げる方向に振るようで、とにかくぶれるんですね。一応F3.3ならそれなりに明るいはずなんですが、昼間の室内でもSS 1sくらいになってしまうのです。
なので、これで撮った写真はとにかく歩留まりが悪いのです。
夜の室内なんてほとんど使い物になりませんでした。
ただ、今見るとOVFがついていたり(使い物にはなりませんが)、なんか頑張ってる感がよいのです。
前述したように、単三電池で動きますので、今でも問題無く動きます。
レンズが横からぐいっと来る構造もメカ好きにはぐっと来ます。というか、分解してみてぇー。
実は少し前のM-Plateの写真はこれで撮ったものです。明るい昼間の室内でしたが、やっぱり大変でした。ISO800固定にしてもSSが早くならず、手ぶれるのです。
んーやっぱり、手ぶれ補正とかに頼ってるからダメなのかなとも思いましたが、それはそれ、これはこれ。根本的にくらいのは難しいのです。
しかし、考えてみると、この次の機体が今のE-P5な訳で、なんか隔世の感がありますね。この間に、写真は携帯で撮るものというようにパラダイムシフトしたことが大きいのですが。
しかし、注意して撮れば、結構使い物になります。
これまで大事にしてこなかった癖にこういうのもなんですが、大事に使っていこうかと。つかいものならないけど。
ではでは
あ、関係ないですけど、このカメラの中には256MのSDが入ってました。当時おいくらしたかは覚えてませんが、今や128Gが1万円以下で買える時代。
これで換算すると、256Mって20円くらいか。