超久しぶりのレザークラフト その4
取っ手縫い付け
まだ糸が手に入らないのですが、残っている糸で細かいところをちょこちょこと縫っています。
今回は前回作成した持ち手の縫い付け。
なんですが、イマイチの出来になってしまいました。
まずは、前回残していた持ち手の端っこ部分の処理。
長さは調整不要だったので、断面を綺麗にするために、0.1mmくらいカッターで切り落とし、角も切り落とします。
その後、他のコバと同じようにトコノールで磨きました。
続いて、接着。
持ち手の間隔は内寸で14cm。長さは口の折り返しに被らないように適当に調整しました。
銀ペンで、取り付け位置に線を引いた後、接着面をサンドペーパーで荒らして、Gクリアで接着です。
この時の接着は、縫い穴を開けるための仮止めなので、端の方まできちんと塗る必要はありません。逆に、ボンドがはみ出さないよう、真ん中あたりに塗るのがコツです。
で、圧着して、穴を開けて、縫いつけたのがこちら。
四角にバッテンで縫うのが普通なんですが、バッテンだと一筆書きで縫えないので、こういうV字で縫い付けます。これだと、一本の糸で縫うことができます。強度も問題ないでしょう。
で、ここで、結構失敗しました。そんなに難しいところではないのですが。。。
まずは、糸を食ってしまったこと。糸を食ってしまった場合は、無理に直そうとせずに、あきらめて糸を切って、少し目を戻して留めて、そこから再開した方が早いです。
今回は初めて2目めでいきなりやっちまいましたので、最初からやり直しました。
もう一つは、糸にテンションをかけすぎて、縫い穴の距離の近い部分の革を切ってしまいました。馬革はあんまりテンションをかけすぎないよう注意していたのですが、つい気を抜いてしまいました。
パッと見は目立たないのですが、自分的にはイマイチです。
そもそも、そんなに難しいところでは無いと考えて初めてしまったところが、ダメだったんでしょう。油断です。
ってことで、やっぱり集中が必要だねと思い知らされた作業でした。
ではでは