RYEMASHの日記

がんがん使って、しっかりお手入れ

酒器の手入れ

家庭的な一日 その1

なんかこう、もやっとした日には家事に勤しむのです。掃除は以前にご紹介した箒で済ませているのですが、一か月に一回くらいは掃除機を使った方が、細かいホコリなんかも取れて良さそうです。

更に段ボールや要らないレシート等も処分してスッキリ。

ついでなので、酒器の手入れなんかも行いましょう。

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今使っている酒器を素材別に整理するとこうなります。

左から、釉のかかっている焼き物、焼き締め、白磁漆器、錫器、ガラスです。

手入れという観点で見ると、焼き締めとそれ以外という分類になりますが、全てに共通するのは、呑んだ後酒を入れたまま置いておかないという所でしょうか。ほぼ確実にカビます。

酔っぱらって、洗うこともできない状態でもせめて水に漬けて置くのが重要です。あ、漆器と金属器は水に漬けっぱなしはダメですね。

更に共通する手入れとしては、洗った後に必ず拭いて水分を取るくらいでしょうか。

昔、今ほど酒器にこだわりが無い頃、洗った後そのままにしておいて、シミや輪ジミができたのは苦い思い出です。

戻って、焼き締めですが、コレだけは以前も何度か書いた様に、使う前に浸水させ、使った後もできるだけ洗剤を使わずに手入れするのがコツです。とにかく染み込みますから。

私の場合、油っぽいアテを付けた場合は酒器の口回りを軽く洗剤でぬぐいますが、それ以外はお湯で洗って、しばらく水に漬けておきます。

ただ、それでも汚れてくることがありますので、そういう時にはこちらが登場します。

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焼き締めは表面が凸凹してますので、スポンジ等では上手く洗えません、そこでこのようなササラやたわしなのです。ササラはカルカヤの根、たわしは棕櫚です。カルカヤはちょっと硬いので、棕櫚たわしの方が使い易いかも。

毎回使う必要は無いのですが、たまにこれらで洗うと、綺麗な状態を保つことができます。

注意点は、酒器用は酒器用に特化すること、使った後はとにかくできるだけ水を切ることでしょうか。

ササラもたわしも、それ自身がカビやすいのです。

焼き締め以外は、普通に洗剤とスポンジで洗います。先ほども書いた様に、洗った後にきちんと拭き上げて置けば、特に問題はおきないでしょう。

せっかく気に入って手に入れた酒器達ですので、できるだけ長く使いたいものです。

てことで

ではでは