フルーツ感と
古い記憶
4か月ぶりくらいに床屋に行き、視界もスッキリしたところでこちらを頂きます。
福井は常山酒造のほたるです。
柔らかい酸味、梨っぽいイメージ。重すぎない味わいが夏に合います。
酒米は美山錦。
さて柔らかい酸味ってところで、関係ない味の記憶が浮き上がりました。
ポストウォーターです。
まぁ、知ってる方は年齢がばれるってモノですが、あの気の抜けた、水で薄めたようなマスカットというか、何ともいえない中途半端感。部活後に飲んでも何故かリフレッシュしない味。
以前からダメな方向のフルーツ感を出した日本酒を呑んだ時に、何かに似てるなぁとモヤモヤしていたのですが、これで言葉が一つ戻りました。
もちろんこの酒は違いますよ。
てことで
ではでは
一目惚れとじっくり惚れ
そんな言葉は知らんが
例えば前回ご紹介した酒器は完全に一目惚れで、色が好みとか形が好みとか理由も簡単に付けられるのですが、中にはじっくり見ているうちにジワジワと好きになって、どこがと問われても難しいのですがお買い上げ、なんてこともあるのです。
それがこちら
同じく橋村大作さんの杯。
ステム付き、印象的な青、鎬とクラックの表情と意匠は前回の杯と似ているのですが、印象はだいぶん違います。
購入の決め手はステムの青色だったのですが、今日撮影してみて色々面白さに気が付きました。
購入の決め手になっただけあり、ステムの青はとてもきれい。前回の器とは配色が逆です。
特に、ステムから杯への表情の変化がよし。
さて、ここからが、無意識に惹かれたところかも。
鎬とクラックと泡とグレー(なのかな?)の色ガラスで、まるで樹木の様に見えます。
氷の樹皮って感じでしょうか。
更に少し開いた口元を下から見上げると。
モノクロ写真のようです。
こんな風に、見る方向、角度、距離で印象が大きく変わるので、お店の中にあっても、チラチラと目に入って来ていたのかもしれません。
ま、なんてのは後付けの理由で、結局は一目惚れと相違は無いのでしょうが、気に入った一品が見つかるのは一つの幸運です。
てことで、2品目のご紹介でしたが、3品目はちょっと特殊な形ですので登場が遅くなるかも。
ではでは
お盆休みの
一杯
本日は盆休みということで、ちょっと買い物等外出していたのですが、どうにも天気が怪しく、急いで帰って間一髪ゲリラ豪雨を免れました。
と、日記らしいことを書いておいて、今日の一杯はこちら。
八海山の特別純米原酒です。
味は偶然にも前回呑んだいづみ橋によく似ています。いづみ橋にフルーティーさを加えた感じでしょうか。
記憶にある八海山とは少し違ったイメージです。
アルコールも高めで後味スッキリなので、食中酒にも合いそう。
普段大メジャーな酒は避けている訳では無いのですが、何となく後回しになるので、気が付くと数年呑んでいないなんてことがあります。この八海山もそう。
蔵の味は変わって行くものですので、記憶の味の更新のためにも、メジャー処も呑んでいきましょう。
てことで、いつものように写っている酒器のお話はこの後で。
ではでは
橋村大作×西山芳浩
涼を奏でる二人展
先ほどの酒写真にもちらっと写っていましたが、酒器が増えました。
こちら。
8/11まで代々木上原のSIEBENさんで開催されている、橋村大作×西山芳浩、涼を奏でる二人展での購入です。
お二人の器は好みで、個別の展示には行っており、これまでも何回かご紹介してきましたが、今回は二人展。ならば行かねばと、雨の中行ってきました。代々木上原から新宿方向に歩いて3分くらいの場所です。
先日までのギラギラした陽光に照らされた器も綺麗だったそうですが、今日の様な控えめな光に照らされた器も良しです。特に、少しアンティークっぽい色の器は尚更。
今回は3つ購入したのですが、まずは、先ほども写っていた器から。
ステム付きの杯です。よく奥様の作品で使われるものより少し背が低く、口が開いています。更に表面にはモールグラスの様な鎬の紋様が入ってます。
既に持っている青クラックの杯の青色とは印象もかなり違います。
ちょっと分り難いですが、色ガラスは口に向けて薄くなるグラデーションが入ってます。
リズム感のある泡が表情に変化を付けています。鎬の重なりが見せる独特の表情も良いですね。
単純に色ガラスを乗せているのではなく、よく見ると大作さんならではのクラックが入ってます。
ステム付け根の傷は意図したものなのかどうなのか分かりませんが、上からの光を受けると乱反射して面白い。
てことで、本日は大作さんの1点目をご紹介。あと2点はまた別の日にでも。
ちなみに、西山芳浩さんの作品は、今回見たことがあるモノがほとんどでしたので購入せずです。先ほどの写真にちょっと写っていた六角ガラス徳利が西山さんの作品ですので、それでご勘弁を。
ではでは
今から寝酒
薄々気付いてはいましたが
最近折に触れ忙しいアピールをしていますが、忙しさと酒量は比例するのです。
今夜も帰宅して軽くトレーニングして風呂入って落ち着いたらこの時間。明日のことを考えたら寝るのが正解なのですが、そうはいかないのが飲み人のサガ。
流石にゆっくり日本酒は違うなということで、冷蔵庫の中で賞味期限を見ながらビールを選びます。
あ、関係ないですが、2本ほど賞味期限を切れたビールを発見しました。この辺りはビール煮込みとかの料理で使いましょう。
戻って、今夜はこちら。
これもメジャー地ビール。伊勢角のHeavy Jack IPAです。
名前的にはBrewdogのJack Hammerを彷彿とさせ、実際Hopの苦みもかなり強く主張しているのですが、シトラスの果汁の味も感じますので、どちらかというとPunk IPA系統。
なので、きちんと冷やして飲むのが合ってます。
色合いはダークなんですが、意外と色合いと味の印象は違うもんです。
てことで、この後はジンショットを数杯飲んでご就寝です。
ではでは