RYEMASHの日記

がんがん使って、しっかりお手入れ

M-m4/3 Helicoid adaptor

効果は如何ほど?

さて、前エントリーでご紹介したヘリコイドアダプターですが、効果は如何ほどでしょうってことで、試してみました。

レンズは、NOKTON classic 35mm F1.4 SCで、最短撮影距離は0.7mです。

まずは、無限遠=繰り出し無しで撮影です。

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巻き尺を置いて撮影しました。

結果、ワーキングディスタンスで、0.73mです。

ん?最短撮影距離が0.7mならワーキングディスタンスは0.65mくらいになるんじゃないのと思ったのですが、このアダプターは無限遠位置を調整できるので、その位置がずれてるのかもしれません。

まぁ、とはいえ、固定のアダプターを使った場合はこのくらいという指標を得たうえで、最短距離まで繰り出してみます。

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結果、0.21mまで寄れました。

開放で撮ってますので、フワッフワな画になってますが、ここまで寄れるのなら、風景から、物撮りまで、万能で使えそうです。

ただ、使い方はコツが要りますね。

普通に寄れるレンズと違い、ヘリコイドで寄った前後のある程度の範囲でしかピンが来ないので、まずは、ざっくりとした画角を決めて、その位置がfocus ringの真ん中あたりに来るように、繰り出し量を決めて、そのうえで、focus ringでピンを合わせるといった作業が必要になります。

こう書きますと、くっそ面倒くさそうですが、レンジファインダーのマニュアルレンズを無理に使おうとしてるわけなので、この程度の手間は却って面白さになります。

ここで、根本的になんでこんなことしてるのって話ですが、以前にも書いたように、もし今後APS-Cやフルサイズのボディに変えたいなって時に、m4/3レンズは使えなくなるのです。ならば、フルサイズ対応のレンズを揃えたいなと思っているのです。

もちろん、m4/3は小さくて使い易いので、今後も捨てることは無いのですが。っていうか、何度も言っている望遠ズームレンズはm4/3で欲しいわけで。

もとい

いずれにしても、面白い味わいのMレンズをm4/3で自在に使えるのは単純に楽しいのです。

先ほどの酒写真もこれで撮ったものです。

てことで

ではでは