2000円台のブルゴーニュ その1
値段逆転
数年前からブルゴーニュワインの値段が急騰した関係でジュラとかサヴォアとか比較的マイナーな地域のワインを愛飲していたのですが、最近何故かジュラのワインが値上がりし逆にお手頃値段で美味いブルゴーニュが増えてる気がします。
円安や流通問題を考えると海外品が安くなることは考えられないのですが、バイヤーさんが色々探してるんですかね。
そんなわけで今年上半期に飲んだワインをご紹介。一回目はこちら。
ドメーヌ ショーヴネ・ショパンのピノ2017です。2880円でした。
色は若ピノから少し枯れたルビー色、序盤はサクランボの香りと軽い甘さが主体。タンニンは少なめで雑味をほとんど感じないのが特徴です。
少し置くとナッツとスパイシー感が出てきて、残っていた酸味はかなり早くに甘みに変わります。
若ピノ特有の生臭さが一切ないのは特筆ものです。
なんと言いますか、いかにもピノっていう飾りの無い美味さが良いですね。これから何本かご紹介しますが、この印象は共通してます。
ちなみにこのドメーヌは既に引退しているらしく、最後のストックから蔵出しされてるとのこと。もったいないですね。
てことで、今後数回に分けてワインをご紹介予定。他のも挟むでしょうが。
ではでは