Heliar試写
何を撮れば。。。
実は昨日の夕日、鳥、月もHeliarで撮っていたのですが、今日は新レンズを持って14km程歩いてきました。ざっくり玉川浅間神社、田園調布、等々力渓谷、二子玉川ってルートです。
結果は散々。
まずは、いつもの鉄塔に真正面から光を入れて。かなりパープルが出ます。
光を外せばクッキリ。でも別にレンズの性能を確かめるために手に入れた訳じゃないし、こういうのを撮るために買った訳じゃないしともやもや。
とはいえ、いつもと同じ場所から覗いた風景がいつもと違うというだけで面白さはあります。
鳥に襲われる凧とか。
でも、近づけば撮れるものを遠くから撮れるというだけでは価値は無いしなぁ。
たぶん、こういう高いところにあって近づけないモノとか、室内の細かい意匠とかは被写体として合っているのかな。
玉川浄水所の浄水塔。現在は原水の悪化により工業用用水として使われているそう。今は多摩川もずいぶん綺麗になったのですが。
等々力渓谷の椿。川向うでも蕊まで解像するのはすごいなと。
一枚目で何となく予想していたようにパープル被りが凄い。
絞れば収まるという話もあるのですが、こちらは絞ったモノなんです。
逆に、開いてシャッタースピード1/8000ギリで撮ったのがこちら。
右の方にパープルは見えますが、全体に収まってます。ハイスピードで飛沫の形がダイナミックに見えるのも楽しい。まぁ、レンズの癖は使ってみないとわからんですね。
と、ここまでなんですが、このレンズはポートレートに向いてるってのはよく聞くのです。でも、それは皆さんLeicaで75mmとして使ってる場合が多いので、m4/3の150mmではちょっと無理。といいますかそもそも人は殆ど撮らないし。
検索してもm4/3でこのレンズを使ったレポートは少ないのですよね。
今日も200枚くらい撮ったのですが、気に入ったモノは一枚も撮れず。更に後半5kmくらいは何を撮ればいいのか分からなくなって、シャッターすら切らないという状況。
レンズを手に入れてから被写体を探すというのも変な話ですが、まずは色んなモノを撮りまくって行きましょう。
てことで
ではでは
アメリカンか。
ハーレー?
日本酒でハーレーかというと、あぁあれかと思う方もいらっしゃるかも知れませんが、まずはビールからです。
バラストポイントのBig eyeです。
飲んだことがあるような気がしていたのですが、記事を探しても見つからないので初めてかも。
味は、かなり強い苦み。Jack hammer程ではないですが、匹敵するレベルです。
そしてハーレー。
新政のめでたい酒です。絵馬付き。
片口を見るとお分かりの様に、少しだけガスが入ってます。そこは先日の赤武と同じなのですが、こちらは冷で美味い一本です。
縁起の良さはラベルに書いている通り。しかし、平成二十九年と改めて見ると、ちょっとびびります。来年は30年か。
おまけで、冷蔵庫に入っている図。
酒しか入ってない冷蔵庫ですが、妙に綺麗だったので。
この手のガス有り酒で、かつ栓がスクリューでは無いのはガス圧で栓が抜けることがあるので、一応抜けてもいいように斜めに置いてます。
そういえば今回の写真は全て先ほどのHeliarで撮ってます。最短撮影距離が90cmなのでテーブルフォトには向かないのですが、対象から離れて撮影できますので、瓶や酒器に自分が写り込まないという利点があります。
てことで
ではでは
VoightLander Heliar classic 75mm f1.8 VM
超広角から望遠へ
プロミナーの超広角に慣れてくると、望遠が欲しくなるという、順当な欲望に流されてしまいました。
昨年は壊れたテレビを買い替えたりと年末に浪費をしてしまったので、今回は冬ボが出ても我慢していたのですが、負けました。
購入したのは、タイトルにもあるこちら。
VoightLander Heliar classic 75mm f1.8 VMです。
75mmですので、m4/3では150mm相当となり一応望遠領域のレンズです。マウントはVMとありますようにMマウントですので、マウントアダプターを使います。
F1.8と150mm望遠としては大口径。
m4/3で望遠となると一番の候補はM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO何ですが、このレンズをPenで使うには、さすがにグリップが弱すぎます。やはりE-M1 Mk2のような深いグリップが欲しいところということで、他を探してみたのです。
絞りは10枚、付属のフードはスリット付きの逆付け可能タイプです。
m4/3は換算焦点距離が2倍になるので、望遠側のお手頃ズームレンズは結構たくさんあるのですが、妥協したという理由でAF/電動ズームを手に入れても愛着が沸かないだろうなということで、単焦点望遠を探すことに。もちろんAF/電動ズームが悪いのではなく、ただの好みの問題です。
意匠はNOKTON 25mm F0.95と似ているのですが、ちょっと細く、マウントアダプター装着で1cm程長くなります。重さもほぼ同じですので、使い勝手に違和感はありません。
さて、望遠単焦点を探しだした訳ですが、評判が良いのはM.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8。m4/3用なのでアダプタも要らない。しかも贅沢なレンズ構成で写りの評判もすこぶる良し。これにしない理由は無いのですが、私的には絞りリングが欲しいのです。どうしても。
マウントアダプタを外すとほぼ同じ長さです。Heliarの方がちょっと長いのはフード用の台座を付けたからです。
絞りリング有りとなると、必然的に殆どMFレンズになります。こんな理由で最終的に残ったのがHeliarだったのです。ただ、一番強く背中を押されたのはどこかの記事に書いてあったこの言葉。「いつまでもあると思うなコシナのレンズ」。これにつきます。ただでさえ在庫が少ないうえに、気が付いたらディスコンになっているのがコシナのレンズです。
並んだ図。今回のHeliarの絞りだけが等間隔ではありませんが、違和感を感じるほどではありません。
そんなこんなでコシナ/VoightLanderは3本目になりました。右から25mm、35mm、75mmです。ここに、プロミナーの8.5mm、M.ZUIKOの17mmと45mmが加わって、単焦点ファミリーとしては一通り揃ったことになるのかな。
E-P5に付けてみたところ。やはりデカい。
m4/3の利点である可搬性はスポイルされていると言わざるを得ませんが、NOKTON 25mmとほぼ同じなので一応許容範囲です。バナーヌ併用で片手で撮ることも可能です。
が、ちょっと鞄の中に忍ばせておくというサイズではありませんね。
てことで、新たに加わった望遠Heliarですが、使いこなすのはプロミナーとはまた違った意味で難しそうです。その辺りはまた別の記事で。
ではでは
参拝散歩
制限をかけて
去年はサボりましたが、今年は写真散歩を兼ねて参拝散歩に出かけました。
サブタイの制限とは、全ての写真をF0.95の開放で撮ること。
最近外ではプロミナーの超広角ばっかり使っていたのですが、このレンズではピント合わせがほぼ必要ないのです。ちょっと絞って、距離指標0.7~1mくらいに合わせると、近景から無限遠までピンが合うのです。
なので、年明けは一転、ピン合わせの練習で上記のような制限をかけてみました。
これは南天?ちょっと調べると何か葉っぱの形が違うようですが、植物は詳しくないのでよくわかりません。
しかし、本当に剃刀の刃のような被写界深度です。この状況で一番の敵は風です。
河津桜の並木。光が強すぎるのでND8を付けています。
本当に、TシャツとA-2だけでも暑いほどの陽気です。
蕾はまだまだ硬くしまっています。
あと一か月も経てば咲き始めるはず。この陽気ならもう少し早いかも知れません。
数か所参拝したのですが、一番印象に残ったのがこちら。
御蔵稲荷です。狐さんはいなかったようですが、人もいませんでした。
もっと言うと、さい銭箱も何も無い小さな稲荷です。
が、拝殿欄間の龍はとても立派。カッコいい。
こちらは狛犬かな。小さな社ですが、お飾りも新しくなっていましたので、手入れをされている方がいらっしゃるのでしょう。
ここから何カ所か参拝したのですが、人も多かったので写真は挙げずです。
そんな中、見つけたのがこちら。見つけたというかよく見ているのですが。
十月桜です。
二季咲きの桜ですが、見る度に何時でも咲いている様な気がします。
描写はふわっふわ。もうこうなるとピントリングでは無く、カメラというか体を前後に動かしてピントを合わせます。周りから見るとかなり不審な光景だったことでしょう。
てことで、参拝とちょっとした春っぽいモノを見た一日でした。
ではでは
新年
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
相変わらず、酒とたまーにブーツという、もはやサブタイ詐欺に近いブログですが、お暇な時にでも覗いていただければ幸いです。
では、今年の飲み始めの1本、いや2本。
まずはこちら
やはり年初は日本のモノってことで、ふたこビールのハナミズキホワイトです。
花のように華やかな香りが美味い一本です。
続いて、今年の煩悩1本目。
岩手の赤武です。
雄々しく一年を始めるにはぴったりの一本かと。
さて、この酒。色んなバックストーリーはあるようですが、その辺りは皆さまが書かれていますので、味だけを語りましょう。
ポンッと開けた瞬間に漂う華やかな香り。先ほどのビールといい今年は良い香りで始まります。
そこで一口目ですが、ん?薄い?。でも、この酒の本領発揮はココからでした。
先ほどポンッと開けたと書きましたが、ガスが残存しているのですね。キンキンに冷やしていましたので、爽やかさを通り越して薄く感じたようです。
ココから少しずつ温度が上がると甘み、旨味、ちょっとした苦みがバランスよく立ってきます。更にわずかなガスの影響でそれらがスムースに口の中に広がります。
これまで、香りの強い酒は苦手だったのですが、苦手なのは味の立ってこない酒だったようです。
お店で飲むと冷グラスで出されて、温度が上がる前に呑み切ってしまうことが多いので、もしこの酒もそのように出されると、印象があまり良くないままだったかも知れません。
やはり日本酒は四合瓶でゆっくり空けるのが良さそうです。と、今年の煩悩に対し既に言い訳をする有様。
てことで、今年も美味しく酒が飲める一年でありますように。
ではでは
煩悩を払う
偶然
偶然、偶然と何度も書くと嘘くさくなりますが、今年最後の日本酒一本をもって、総種類108本になりました。
昨日数えて107本というところで気付いても良さそうなものでしたが、今日の一本を開けて初めて気が付きました。
こちら
以前も呑んだ福井の早瀬浦ですが、よりめでたい枡々福々です。益々では無く枡々ってところが酒らしい。
今年の締めにふさわしい、美味い酒です。
しかし、ちょうど108とは。
酒自体は神聖なものですので、呑む私の煩悩が108個溜まったのでしょうか。今夜の鐘で払ってもらいたいものです。いや、もうこびり付いてるかなぁ。
最後に今日の二子橋から見えた富士山です。
スマホ、デジタルズームでノイズだらけですが、富士山が綺麗に見えると何か良いことがありそうな気がするのです。
それでは、皆様良いお年を。
ではでは