RYEMASHの日記

がんがん使って、しっかりお手入れ

三月のライオン

考え過ぎかな

飲みながら三月のライオン、大晦日風邪の回を見ていたのですが、おやっと。

冒頭、シャフト独特の光の玉が浮くイメージシーンなんかで、玉のフリンジが距離によって、赤や青に描かれてるんですね。

最近、色収差を意識しているせいか、妙にリアルだなと思った次第。

といいますか、レンズを通して見た世界なんだなと。

と、久しぶりにアニメ好きを主張して。

ではでは

飲んだり

思い出したり

久し振りのバーボンを飲みながら、思い出したことを一つ。

昨日の謎と書いていたこの装置ですが。

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これ、ケガキ盤というものでした。写真を撮る時に銘板をちらっと見て、あぁ、ケガキかと思ったことを思い出したのです。

で、何ものかと言いますと、日本橋三越を免震工事した際に設置した地震計というか、水平方向の揺れを記録する装置です。これで免震構造がきちんと機能しているか等確認するそうです。

確かに三越の免震工事は営業しながら工事を完成させるということで、一時期話題になりましたね。

本館地下の地下中央口のところに設置してありますので、買い物のついでに覗いてみるのも興味深いかと。

続いてバーボン。

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初めて飲むブランド、David Nicholsonです。セントルイスでもバーボン。最近のバーボンにしては値段もお手頃。

どうせならと、ストレートとロック同時に飲み比べ。100 proofにしては柔らかい味わいかな、ストレートの方は甘みも感じます。今は寒いからやりませんが、ハイボールにも合うかも。

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裏面の輸入元のラベルを剥がすと、オリジナルのラベルが現れます。

BIB表記がありますが、既にこの法律は無くなってますので、まぁ、宮内庁御用達と同じようなものと思えば良しです。

よくわからんのは、店のポップにはWeller系のバーボンと書いてあったのですが、ラベルを見ると、Old fitzgeraldとあります。扱いもEzra Brooks等を持っているluxcoなので、これに従うとHeaven Hill原酒のはず。

weller系ならばBuffalo trace原酒のはず。

と、ここまでウダウダ書いておいて何ですが、バーボンのブランドと原酒の関係は良くわからんというか、結構適当です。特に醸造所名では無いこういうブランドのバーボンに関しては、原酒供給が少ないから他の原酒を使うとかもやっていると聞きますので、まぁ参考程度の情報にしかならないのです。

更に言うと、こういう風にラベルに原酒名を書いてるバーボンはかなり珍しいものです。

で、結論は美味ければ良しという、いつもの元も子もないお話しなのです。

てことで

ではでは

GREGORY×BEAMS PLUS / 別注 DAY PACK

お年玉第2弾

いや、Heliarもこのバッグも自分で買っているのでお年玉では無いのですが、気分的にはお年玉ってことで。

しかし、予約時は1月下旬発送とありましたので、どうせ遅れて2月くらいかなと侮っていたのですが、まさかの予定よりも早くの到着となりました。

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初めての新型デイ。新品なのでもちろん袋入り。

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色合いは想像していた通り。Navyというより深い紫に近いかな。

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こう比べると、色合いの違いがお分かりになるかと。

左から、Made in USAの最終ロットモデル、今回のコラボモデル、シエラコラボモデルです。3個目のデイですが、黒から青系統ばっかりです。

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シルエットや付属品はいつものデイ。生産国が変わっても何も変わりません。ちなみにこちらはmade in Philippinesでした。

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背中側ももちろん同じ。

ここまでは従来品と同じですが、新デイの一番の特徴はこちら。

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オーガナイザー付きです。特にこのコラボモデルは鮮やかなオレンジが特徴です。

このバックはカメラバックとして使う予定なんですが、予備バッテリーやレンズペン何かを入れるのに便利そうです。これまでは鞄の底に転がしておくか、外ポケに入れるしか無かったので。

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地味ながらキーリングが付いているのもポイント。過去の経験から鍵を無くすことに異様に恐怖心を抱いているのです。

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背中側にもポケット付き。おそらくPCやタブレットを想定しているのでしょうが、真夏に使うとこの背中側は中まで汗がきますので、ちょっと危険かも。まぁそもそもこの手の機材を持ち運ぶ予定はないのですが。

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オレンジのリップストップライニングは底まで続いています。

ここまでは新デイの特徴でしたが、コラボモデルとしての一番の特徴はこちら。

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旧タグを再現しています。

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更に、バックルやテープの色もNavyでまとめています。

さて、ここからは旧モデルと比較して、重箱の隅をつついていきましょう。もちろん只の趣味の比較なので、旧モデルとの優劣とかそういう話ではありません。

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まずはジッパー。こちらは旧モデルと同じYKK製です。ちなみにこのモデルは革タブでは無く、ボディと同色の紐タブが付いています。

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金具のグレゴリータグはありません。

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他の2モデルには、このように刻印があります。ただこれも更に古いモデルだと無いらしいですね。

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プラバックルは韓国のWJ社製。

ちなみに、USA黒モデルは。

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グレゴリーロゴ付きのYKK製。

シエラコラボモデルは。

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ロゴ無しの米National Molding社のDURAFLEXです。

こうやって細かく見ていくと、色々変遷があるのですね。以前は偽物も多く出回っていましたので、こういうところが真贋の判定基準になっていたのですが、流石にこのモデルで偽物は出回らないでしょう。

しかし、ちょっと調べると既にオークションに多数出品されているようです。まぁ、売る方も買う方も個人の勝手なんでしょうが、なんだかなぁと。

てことで、初めての新デイ。旧モデルとはまた違った使い易さがありそうですので、ガンガン使っていきましょう。

ではでは

大きなグラスで

呑んでください

さて、まだ松の内。ならば呑むのです。神聖な行事としてね。

今日の酒は、大きなグラスでゆっくり呑んでくださいと言われたもの。売り文句に従い、グラスで行ってみましょう。

まずはこちら。

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鳳凰美田の朝日米です。

温度が上がると、美味さと甘さが引き立ちます。

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火入れの吟醸ですが、吟醸香は強くなく、旨味に重点を置いたというイメージ。こういうのは好きです。

実はこの酒は、先日半分ほど開けていたので、今日はもう一本開けます。

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姫路の奥播磨。袋しぼりです。

25BYということで、結構個性的な味が乗っています。香りは以前呑んだ神亀にも似た、古民家を連想させるような少しひなびた感じの不思議なモノ。

味は口に入れた瞬間は、香りと同じイメージなんですが、その後に妙にフレッシュ、ではないな、熟成した果実感のような。うーん。日本酒をワインに例えるのは好きではないのですが、これに関してはまさに良いビンテージのシャルドネの様な味がします。

まだ、温度がそんなに上がって来てませんし、空気に触れてる時間も短いので、これからどう変わるか楽しみな酒です。

てことで、まだ、正月を堪能しつつ。

ではでは

東京駅から

日本橋

久し振りに都心に出たので、どうせならと東京駅を訪れました。

もちろんHeliar試しです。

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その前に、家のそばで一枚。遠くから見ると木に赤い花が咲いているかのように見えるほど真っ赤な葉っぱだったのですが、その色を再現するのは難しいものです。

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戻って、東京駅天井。

こういう画は科博と同じように超広角の方が合うかな。

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酉年なので鳳凰を。

しかし、網が邪魔です。安全性を考慮するとしょうがないのでしょうが。開放で撮っても被写体との距離が近いので消すことができません。

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もういっちょ光と鳳凰。

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ふと周囲を見ると干支のレリーフが。

申がいたので、隣は酉かと見ると。

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戌でした。

どうやら、このレリーフは方角を示しているそうで、卯、酉、午、子(東西南北)は居ないそうです。

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ここから外に出ると、一気にパキッとした画になります。

工事中で外壁に近寄れないため、こういう時に望遠は良いですね。細かい意匠もよく分かります。

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東京駅修復の歴史はかなり興味深いので、今度来るときには知識を入れてきましょう。

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特徴的な丸窓。

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赤れんがに目が行きがちですが、他の石材や銅のスレート等との対比でより美しく見えるのでしょう。しかし、八角形ドームの外壁の素材は何なんだろう、屋根は銅らしいですが、こっちも銅なのかなぁ。

この一枚は開放で撮りましたので、手前の方が緩やかにボケてます。

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ここから八重洲地下街で酒を手に入れて、外に出たとこにある謎のキリン。王冠が偉そうですね。

ちなみに、八重洲地下街で酒と言えばリカーズハセガワですが、北口店の方は意外と面白い日本酒があったりします。

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COREDO日本橋。これも絞って撮りましたのでカリッとした画になってます。

こういう描写にも十分耐えられますね。でも、なんでパープルが出ないのだろう?等倍に拡大しても見当たりません。

ここから日本橋です。日本橋と言えば。

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獅子と。

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麒麟ですね。

この麒麟が水面の揺らめきの反射を受けて、ゆらゆら動いているように見えました。

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しかし、いつ見てもこの麒麟のファンタジー感はすごい。おそらく羽根のせいでしょう。

ラストは謎の物体。

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日本橋三越の地下で、荷物の整理をしている時にふと前を見ると、カラスの中にあったものです。

説明文があったのですが、後で調べればわかるだろうと、ちゃんと読まず、写真も撮ってきませんでした。ちらっと読んだ限り、地震計か何かだったような。なんだろう?調べても何も出てこないし。

てことで、まずはよく見る風景から撮ってみようと歩き回った一日でした。

まだまだ慣れませんが、そこが面白い。

ではでは

これが色収差というものか

ものなのか?

さあ、新しいレンズを手に入れるとしばらく浮かれた時間が続きます。

先日の水路写真で盛大にパープルが出ていましたが、その辺りを探ってみました。

探ってみたと言いますか、たまたま今日の酒を撮影していて、なるほどねぇと癖をつかんだお話です。

この3枚をご覧ください。

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先ほども上げた写真を切り出したものですが、これは、少し向こう側にピントをずらしたもの。言い換えると手前の光を拾ったモノ。

中心当たりの明るいとこを見て頂くと、少しパープルになってます。

次はピンを合わせたモノ。

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パープルと緑が合わさって、白く見えます。

最後はこちら側にピンをずらしたもの。こちらも言い換えると遠く側の光を拾ったモノ。

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今度は青緑がかっています。

ブログにあげると、解像度が下がることもあって分り難いのですが、ピンのあったところから前後の微妙なところで、ボケだけではなく色も変わるのです。

所謂軸上色収差というものが顕著に出ているのでしょう。

特に、白色という光の三原色がしっかり含まれて、かつ強い光の時には分光された各波長の要素も強いので顕著に見えるようです。

なので、先日の水路の様に全体に明るく、かつ被写体の距離が様々な場合はパープルが見えるのですね。青緑も出ているのでしょうが、パープル程目立たないのは、人間の目の感覚の差なのかな。

こういう理由ならば、デジカメだからという訳では無く、フィルムでも同じ現象が起きるのでしょう。

で、こういう色収差を含めた様々な収差を限界まで抑えるためには、M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8のように、9群10枚という構成、かつ異常分散レンズを数枚使うという贅沢なモノが必要になるのでしょう。ちなみにこのHeliarは伝統的な3群6枚というクラシックな構成だそうです。

じゃあこういうレンズが嫌いかというと、大好きです。

何でも味という言葉で済ますのは思考停止にも似てきますが、せっかくの単焦点、MFレンズならば癖のある方が面白いと思ってしまうのです。

てことで、上手い写真が撮れないのをレンズの癖という言葉でだましつつ。

ではでは

北海道生まれでも

寒い

寒いモノは寒いのです。

やはり、もう体は寒冷地仕様では無くなっているようです。

仕事中は、何となく今日は久しぶりにハイボールでも飲もうかなと思っていたのですが、外に出た途端に熱燗モードになりました。

こちら

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熱燗に合うなと思いつつ、冷で吞んでしまい残り1合くらいしか残っていない丹沢山樽酒です。

もう、当たり前のように熱燗で美味い。

いつもはチロリのままで風呂に入れてるのですが、今回は更に冷めないよう徳利に移してから桝風呂です。1合半の桝でピッタリです。

酒器は熱燗は香りを楽しむために平杯です。こっちは逆に冷めやすいので、温度による味の変化が楽しめて良いのです。

そして、しつこいようですが今回の撮影もHeliarを使ってます。離れて撮ることができる環境なら物撮りにも合ってるかも。

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対象から離れて撮ることができますので、こういう俯瞰の図でも自分の影を避けることができます。

てことで、ようやく体も温まってきました。結局この文を書いている時には、酒がタビトに変わっているのですが。こっちも熱燗で間違いなし。

さて、も少し呑んで、とっとと寝ることにしましょう。

ではでは