Bluetoothイヤホン その2
すこし追加です。
前回はいきなり音切れとか、音質とか少し細かいところに行ってしまいましたが、今回は外で使うときに重要なところと、あと、やはり細かいところもいくつか。
では続きで4からです。
4. バッテリー
バッテリーの持ちは、カタログスペックに書いてるので迷うことは無いでしょうが、ボックスレスのイヤホンで6~8時間程度、ヘッドフォンで20時間前後が普通のようです。
実際に使用すると、ほぼカタログスペック通りではあるのですが、音量調整や曲の送り戻しなんかを頻繁に行うと、多少短くなるようです。
私の使っているBE6iは最長8時間とうたっていますが、実際は6時間程度です。週の頭に充電すると、週末には辛い程度。
ヘッドフォンのH8は後でご説明するノイズキャンセラーを使った場合は14時間、使わない場合は16時間となってますので、毎週充電すれば、ほぼ電池切れの心配はありません。
充電方法は殆どがMicro USB直結です。今後はUSB Type-Cの様にどちらの方向でも刺せるものが増えてくるかもしれません。
ヘッドフォンによってはバッテリーを取り外して、予備バッテリーを持ち歩けるものもありますが、選ぶ際のポイントしては些細な話です。H8は一応バッテリーを外せるのですが、充電器が無く、本体に入れて充電するしかないので、面倒なので買ってません。
それより重要なのは、バッテリーが少なくなって来た時の通知方式と時間です。前述のBE6iは完全に切れる30分くらい前から、音声またはアラーム音で知らせてくれるので、あぁ、そろそろ充電しなきゃと分るのですが、H8はアラームが鳴ってから5分程で完全に切れてしまいます。もう少し早く通知してくれると便利なんですが。
5. バッテリーが切れた場合
バッテリーの項に書いても良かったのですが、ヘッドフォンの場合は大抵バッテリーが切れても、ケーブルを使えば、普通の有線ヘッドフォンとして使えるものが多いです。バッテリー切れが不安な方は、有線接続可能かどうかはチェックポイントになるかもしれません。
イヤホンの場合は、有線接続は私の知る限り無理です。充電中の試聴も無理なモノが多いようですが、そもそもそういう用途はあまりないかと。
6. 交換部品の有無
イヤホンの場合は大抵汎用のイヤーチップが使えますので、ヘタって来たら交換するのに問題はありません。
ヘッドフォンの場合も長年使っているとイヤーパッドが破れたり、中綿がヘタって付け心地が悪くなるのですが、殆どが専用品です。大抵別売りでイヤーパッドを売っているものですが、たまに無い製品もありますので、そういう製品の場合は修理扱いになる可能性があります。
他の充電ケーブルや有線ケーブルは大抵汎用品ですので、プラグ形状さえ間違いなければほぼ問題無いでしょう。
7. ノイズキャンセリングの有無
よくANC(Active Noise ControlとかCancellation)やANR(Active Noise Reduction)とか書かれています。機能的には外の騒音を拾って、それを逆位相にして打ち消すものです。Boseが有名でしたが、今は様々なメーカが独自の方式で取り入れています。on/offができるものが普通です。これを使うと電池の減りが早くなるのはしょうがないところです。
この必要性は、聞く環境によります。電車の中の様に常に騒音の中とかだと、あると便利です。ただ、強く効き過ぎると、アナウンスも聞こえなくなって乗り過ごすなんてことがありますが。
よく、ノイズキャンセルを使うと音が悪くなるので使わないという方もいますが、所詮は騒音の中で聴いているので、そこまでこだわることは無いかなというのが私見です。慣れますし。
それより重要なのは、外部ノイズが低くなるので、相対的に音楽の音量を下げることができ、耳の健康には良いという点です。長年使う際には結構重要な要素です。
なお、Active方式があるなら当然Passive方式もあります。これは主にイヤホンの場合ですが、要は遮音性の高いイヤーチップを使って耳栓をするイメージです。電力も使いませんので、イヤホンの場合はこれで十分なことが多いですね。前回も書いたComplyやCrystal Tipsがそれにあたります。
ここから、また少し細かい話です。
8. NFCの有無
NFCは(Near field radio communication)の略語で、広義にはSUICAやPASMO何かにも使われている技術です。
イヤホンやヘッドフォンの場合は再生機器とくっ付けるだけでペアリングが簡単にできるという利点がありますので、あれば便利ではあるのですが、所詮使うのは最初の一回だけ。NFCが無くても、説明書の手順通りにペアリングすれば問題ありませんので、これの有り無しを選択基準にする必要は無いかと思います。
一度ペアリングしてしまえば、それ以降はイヤホンの電源を入れれば勝手につながるモノが殆どですので、使用感の差異はありません。
と、また長くなってしまいました。
操作性の良しあしとか、Profileのお話なんかもあるのですが、その辺りはその3で書ければいいなと。
てことで
ではでは
これはひどい
CM
明日は健康診断なので、酒も飲まずにダラダラと。
最近通勤に電車を使うようになったのですが、電車内のトレインチャンネルで流れているCMを見ていると、それはどうよというモノが幾つか。
1. 求人系のCM
どこの企業のCMかは忘れましたが、こんなシチュエーション。
家で奥さんと小さな子供が遊んでいると、夫がいつもより早く帰ってきます。奥さんの脳内曰く、最近夫の帰りが早い→もしかして夫の勤めている会社が危ないのでは?→よしパートを探そう! そして求人会社の紹介が流れるというもの。
なんか、できる奥様として描かれてるし、確かにそうかもしれないけど、このCMをギュウギュウの満員電車で見せられる夫の気持ちを考えるといたたまれません。
夫も奥さんと小さな子供のために、頑張って早く仕事を終わらせているかもしれないのにね。
2. みずほのネット系サービスCM
一カ所だけ。途中でお客さんの若い男性が”セキュリティは大丈夫ですか?”と聞くシーンがあるのですが、それに対するみずほの女性社員の言葉が”信じてください!”。更にお客さんは元気に”ハイッ!”と返事。
いやいや、これはダメでしょう。
短いCMの中で専門用語を使って長々とセキュリティの説明は無理だし、所詮はタダのアイキャッチだとしても、セキュリティの質問に対し、信じて下さいと返してしまうのは、セキュリティを甘く見ていますという印象しか与えないんじゃないかなぁ。信じられないからこそ、セキュリティ対策ってものがあるんだし。
まぁ、電車内のCMは音声が流れないので、もしかすると違うニュアンスなのかもしれませんが。
ちなみに、1の求人系CMは最近見なくなりました。みずほは今日も流れてましたね。
てことで、しらふでウダウダと雑談でした。
ではでは
酉年なので
この一本
珍しくリアルタイムでは無い酒の紹介です。
一昨日呑んだ一本がこちら。
酉です。中身は奈良のさぶろう。kissyoオリジナルの樽酒だそうです。
数日杉樽に漬けこんだものらしく、栓を開けると杉の香りがフワッと漂います。以前呑んだ丹沢山の杉樽に比べると、樽感は薄めです。
味はかなり甘めですが、面白いのは開けた直後の温度が低い時が一番甘みを感じたこと。普通は温度が上がってくると甘みを感じるものなんですが。
せっかくなので燗にもしてみましたが、あまり熱くし過ぎない程度が美味しいですね。
ちょっと話題を変えて久しぶりに酒器のお話をしますと、ここに写っている様な注器を使うと、ゆっくりとぐい呑みに注げますので、つられて呑むスピードも押さえられて、長時間ゆっくりと呑めるようです。
口の大きく開いた片口ですと、どうにもスピードが上がってしまうきらいがあります。
一番スピードが上がるのは熱燗ですが。
てことで、呑み過ぎるのを器と酒のせいにしつつ。
ではでは
Bluetoothイヤホン
Tips
最近は酒とブーツばっかりでしたので、久し振りにAudio話でもしてみましょうかと。
前にも書きましたがIPhone7でイヤホンジャックが無くなったからなのか、Bluetoothイヤホンやヘッドフォンが次々と発売されています。
私が使っているのはこの2つですが、汎用的な使いこなしという点でいくつかTipsを。
1. 何を選ぶか
実際に聞いてみて、付け心地や音が気に入ったモノを買うのが一番なんですが、視聴環境もそんなに有るわけではありません。そんな時はスペックで選ぶしか無いのですが、まずBluetoothのVersionはおそらくすべて4.xなので気にする必要はありません。
次にCodec(音をどうやって圧縮、デジタル化して伝送するかという決まり事)は一般的にAptX>AAC>SBCと言われますが、これも元々の音源が128kbps程度のmp3やAACならば、そもそも非可逆圧縮されているので、そんなに変わりません。WAVやFLACやALACの様に劣化無しで保存しているならば、結構違いは感じられるかもしれません。実際、音に定評のあるPhilips製品はSBCだったりしますし。
ちなみにiphone7はAAC対応ですので、無理にaptXを選ぶ理由はありません。
注意点としては、動画と一緒に聞く場合やゲームでは、SBCは音が遅れる(レイテンシーが大きい)場合がありますので、そういう使い方をする方はaptXを選ぶべきです。
なお、aptX HDやLDACはまだまだ採用している機器が少ないし、上記の様に音源が高圧縮ならそんなに恩恵もありませんので、特にこだわる必要はないかと。
結論として、迷ったらaptX/AAC対応を買っておけば精神的にも良いけど、外で聴くならそんなに神経質になることも無いでしょうと元も子もないお話しです。
2. 音切れ問題
モノの作り自身が悪くて、通信が不安定な場合は諦めるしかないのですが、諦める前に試すことはあります。
一番大きいのはスマホの方向。例えばxperia Z5の場合は裏面から電波が出ますので、裏面が表に来るようにポケットなりに入れると、音切れは殆ど無くなります。
次は、スマホの電源を一度切る。再起動ではプロセスやメモリが何処まで開放されるかわからないので、電源を切ってから立ち上げた方が確実です。これも結構効果があります。
更にwifiを切るというのも効果あり。最近はそこら中にwifiアクセスポイントがありますので、それを捕まえる度に雑音が入ることがあります。
これでもダメな場合はイヤホンを一度出荷状態に戻すというのも効果があることがあります。
ここまでやっても切れるなら諦めるしかないでしょう。
3. 音質の改善、調整
先ほどちょっと書いたaptX HDやLDACならば音源を可逆圧縮やWAVにすることにより改善するかもしれませんが、ファイルサイズがデカくなるし、機器も少ないので、あまり実践的ではありません。
で、どうするかというと、これは有線のイヤホンでも同じですがイヤーチップを変えることです。特に低音に不満がある場合はcomplyに変えると劇的に変化します。遮音性もアップします。
そういえばCrystal tipsも正式に日本での取り扱いが始まりましたので、これに変えるのも手です。Complyより少し安いのかな。音はComplyとほぼ同じです。
ちなみに、スポーツ用途で使うときにはComplyやCrystalは使わない方が良いです。ウレタンフォームは汗が染み込むと付け心地がとても気持ち悪くなりますので。
さて、ちょっと書くつもりがずいぶん長くなってしまいました。何かもっとTipsがあったような気もするのですが、長々と書いているうちに忘れてしまいました。
思い出したらまた書きます。
てことで
ではでは
最近のビール
忘れないうちに
最近のビール傾向を見ると、冬には冬のビールって感じになっているようです。
忘れないうちに一言感想と共に一気にご紹介。
FoundersのPorter。スコッチエールが大変美味いFoundersですが、このPorterも美味い。Dark, Rich & Sexyとありますが、まさにその通りの感想です。
Old Rasputin。Imperial stoutですが、De MolenのRasputinに比べるとずいぶん優しい怪僧です。
先述のAntenna americaにも売ってましたよ。
Big sky IPA。いかにもアメリカらしいあっけらかんとしたラベルですが、味もいかにもなIPA。ちょっと葡萄を感じるところが美味いIPAです。
Sierra NevadaのNorthern Hemisphere。北半球?。
農作物です。たまに農作物というか畑感を強く感じるビールがあるのですが、これもそんな一本です。
ラストはお馴染みブリマーのWheetです。甘い。麦汁の甘さが引き立っています。
と、ざっとご紹介しましたが、この時期はやはり色の濃いビールが美味いですね。アルコール度が高いモノも多いので、ガッツリ冷やしてから、時間を掛けて、ゆっくりと温度を上げつつ飲むのにもぴったりです。
てことで
ではでは