茶葉のはずが
何故か酒器
と言い訳から始まりますが。器百選の売り場の展示には実際の作り手さんがいらっしゃることが多いので、フラッと寄って話をしているとつい買いたくなるのです。もちろん気に入ったモノがあればというのが大前提ですが。
今回はこちらを開催中。
蝶野秀紀・西山芳浩 二人展。蝶野さんが漆器、西山さんがガラス器です。
展示場には蝶野さんがいらっしゃいました。話していてお互い気が付いたのですが、昨年も同じ展示で蝶野さんとはお会いしていました。
漆器は杢の綺麗な酒器やお皿がずらり。
木地からご自分で作られているそうで、作成中の木地も置いてありました。
西山さんのガラス器は以前ロックグラスを購入しました。
分厚くてドッシリした作風なのかなと思っていましたが、薄目で軽やかな作品もあり、どちらも個性的で面白い。
さて、結局何を購入したかは実際に使う際にご紹介します。今日は酒を呑めない日なので。
ちなみにこちらの展示は3/20までで、3/28からは会場を日本橋の高島屋に移して4/3まで行われるそうです。
てことで
ではでは
真上から撮る
春の植物
茶葉が切れたので久し振りに買い物、休日外出です。ついでに春の草花なんぞを。
毎年撮っている気がするハマダイコン。
タイトル通り、真上から撮ってみました。いつもとは視線が変ってちょっと面白いかも。
スギノコ。
ここまで寄るとAFではピンがどこに行くか分からなくなるので、MFの方が早い。
つくしです。
これもMFですが、ピントリングは最短に合わせて、カメラ本体を動かしてピンを狙います。
上から撮ると必然的に植物の先端を取ることになりますので、ちょっとでも風が吹くと揺れて、フォーカスが外れます。なのでリングで合わせるより、ファインダーを覗いて体ごと動かした方が早いのです。
などと、真上からの撮影を狙って撮ったような書き方をしましたが、実際は苦肉の策なのです。
チルトファインダーでは無いので、背の低い植物に近づくと、背面液晶に頼るしかない。でもそれだと、太陽光でよく見えないし、細かいピンも分らない。唯一真上から撮ればファインダーを覗けるし、ホールドも安定するっていう策なのです。
まぁ、横着しないで寝っ転がって撮れやって話ですが、買い物途中でそれもねぇ。
結果的に面白い画になったので、良しです。
てことで
ではでは
初めての店で買った
初めての酒
しばらく記事を書いていなかったので、怒涛にあげます。先ほどご紹介した川崎駅で入手したモノを早速頂きます。
まずはビールから。
京都丹後のIPAです。
昨日飲んだものですが、メモを見ると、まずHopの苦みから、マスカットの皮の爽やかさ、後味は何故かナッツの様な香ばしさを感じるとありました。
ゆっくり飲むのが合ってるかも。
もう一つ先ほど開けたのがこちら。
ベルジャンIPAってことで、味もその通り。苦みはありますが、ベルジャンのフルーティーさとモルトの甘さが合わさって絶妙な味です。
個人的にはここまで合わせなくてもって気もしますが、何でもありが美味い一本です。
日本酒に移行すると。
富山、若鶴酒造の苗加屋。琳の青です。
北陸の酒は淡麗のイメージがあるのですが、こちらは、ヒネ感というか蒸し米感が強く、豊潤でドッシリした味わいです。
ですが、アルコールの高さもあり、べたつかず後口はスッキリ。
うん、結構好みです。
てことで、新しいモノに挑戦してみるという今年の目標にも叶う酒達でした。
ではでは
久し振りに気になるイヤホン登場
フルデジタル?
BTイヤホンも市場が成熟してきて、今は完全分離型が増えています。
ですがB&OのE8なんかは何故か私のXperia Z5とペアリングできなかったりと、もう少し待った方が良いかなっていう状況。更に、B&Oで言えば、新作からはapt-xが消えてAACのみになったりとか、業界も色々あるようです。
と、そういう細々したことは置いといて、オッ!という製品が今日発売になりました。
こちら。
こちらの記事を拝見して、そういや今日発売だなと思い出した次第。
speadfreaksbabyrocketdive.hatenablog.com
このイヤホン、何といってもドライバまでフルデジタル転送ってところが技術屋的には響くところ。
実はテクニカは2014年くらいからヘッドフォンではフルデジタル転送の製品を出していました。それをイヤホンで、かつ一番メリットのありそうなBTワイヤレスでってところが魅かれるポイント。
ここで、そもそもフルデジタルってって話ですが、普通はデジタルデータをD/Aコンバータを通し、アナログに変換してドライバに送り込みます。
有線ではプレイヤ側でD/A変換、BTならイヤホン側でD/A変換します。本質的には有線、無線は関係ないのですが、基本そうなっています。実際、無線でも昔はプレイヤ側でD/A変換して、FMでヘッドフォンやスピーカーに飛ばすなんてシステムもありました。
戻って、今回のイヤホンはDnoteという技術を使っています。
デジタルデータでも、DSDの様な1bitデータはアナログ波形の粗密波をそのままデジタル化してますので、ローパスフィルターをかませてドライバに流し込めば、音質は置いといて音は聞こえるのです。PCMとDSDの本質的な違いです。
とはいえ、人間の耳がデジタルデータを解析できるわけはありません。耳に届くときには空気のアナログ振動になって無ければなりません。
フルデジタルの場合、そのD/Aコンバートを担うのはドライバそのものになります。
ここからは私の独自解釈なので間違っているかもしれませんが、ドライバも空気も、デジタルの矩形波を完全にトレースできるなら、この技術は成り立たないのかなと。
超高周波の矩形を流し込んでも、それに物理的なドライバは追従できないので、結局、サンプル周波数の高周波成分はキャンセルされ、うねりとしての可聴域に変換されるのかな。
ただ、DSDの1bitではジッター等の問題が出てきますので、それを解決したのがDnoteです。
この辺りは、こちらの記事をご参照ということで逃げておきます。
この、ATH-DSR5BTの記事もあるのですが、こちらの方が技術的には分り易い話になってます。
なんて、ゴチャゴチャ書きましたが、結局は音です。
すいません。聴いていませんので、何とも言えません。気軽に買える値段でも無いし。
何処かで視聴できる機会があれば、また書いてみます。
てことで、尻切れトンボになりましたが。
ではでは
川崎駅新改札
駅ビルも新しく
川崎駅が北改札を新設していることは知っていたのですが、ようやく出張途中に寄ることが出来ました。
改札の利便性は置いといて、興味は駅ビルatreに酒屋が出来たこと。
まずはビールから。
プラチナ ビア マルシェです。
日本のクラフトビールを季節毎に5社扱うそう。
今は、ベアレン、京都丹後、箕面、スワンレイク、伊勢角屋、富士桜高原なんかがありました。あれ、5社以上ありますね。
通路を挟んだ向かいには、タップで飲めるビアバルもありましたが、一応仕事中ってことで控えておきました。
日本酒はこちら。
ふるまいやです。
北陸、信越のセレクトショップということで、酒もその辺りを揃えています。
量り売りがあるのもウリなのでしょう。普段北陸の酒はあまり呑まないので、かなり嬉しい品ぞろえ。並んでいる中で呑んだことがあるのは根知男山と笹祝くらいでした。
試飲会も色々。
この店も、試飲自販機があったりして、角打ちとはイメージが違いますがちょっと一杯は出来ます。
両店とも、個性を出していて面白くはあるのですが、問題はこのオシャレな店舗が川崎の風土に合うのか?ってところ。
私も川崎生まれでは無いですが、30年近く住んでいますので語る資格くらいはあるでしょう。
住みやすく便利なところではあるのですが、やはり川崎は川崎なんです。清濁併せて。
清があったかどうかは敢えて突っ込まず、語り過ぎると色々と問題が出てきそうですので、この辺りで。
てことで
ではでは
酒盆も傷ついてきたし
塗り直すかと
今年に入って、漆器の盆は購入したのですが、以前から使っている杉と桜の板盆も現役です。ですが、ウレタン塗装の傷がずいぶん目立つようになってきました。
継ぎ目の辺りが傷だらけ。ならば塗り直しということで、まずは裏側で試すことに。
100番と400番のサンドペーパーでウレタン層を削り地をならします。
縦に三分割し、右から何も無し、くるみ油、尾山製材の蜜蝋クリームです。
蜜蝋クリームは菜種油、椿油、蜜蝋のミックス、革用ですが木材にも使えます。くるみ油はそのまんまクルミです。
ぱっと見で、尾山とクルミの違いは分かりません。色んな角度に光を当ててようやく違うかなって程度です。
触っても、尾山はロウの分だけ少しコーティングの引っかかりがありますが、これも言われたら分る程度。
気になるのは両方のオイル共に購入してずいぶん時間が経っているので、劣化してる可能性があること。香りは植物オイルの良い香りで酸化した感じは無いのですが、特に尾山は感触が変ってる気が。
ま、とりあえずお試しなので、2回重ねて、革と同じように耐水性なんぞを試します。盆なので輪染みの出来にくさを計る目的。
見た目では全然分からなかったのですが、水を垂らすと一目瞭然。同じく右から蜜蝋、くるみ、生。
蜜蝋クリームはロウでコーティングされているので、かなりの撥水性があります。生木はそのまんまで染み込み始め、くるみはその中間。
これだけ見ると、蜜蝋が良さそうですが、もう少し経年変化を見てから決めようかと。正直気持ちはクルミに傾いています。
いつも行くバーのカウンターもくるみ油で拭き上げているらしく、香りが店の香りに似ているのです。
てことで
ではでは
ガラス器追加
良い曲がり
先日は渋面白い焼き物をご紹介しましたが、もう一つ購入したのはガラス器。ですがこちらも一癖ある一品です。
オオタ硝子研修室(太田良子)さんの作です。
小さめな猪口というかショット。グレーの色ガラスをかぶせた意匠でかなりの厚め。ガラスの塊から削り出したような印象もあります。
何より気に入ったのは、この傾き。何故に傾いているのか?こんな風にハテナがある器が好きなのです。
特に底の厚みが凄いので、転がしてもこんな感じで起き上がろうとします。もう少し底が丸ければ本当に起き上がるかも。
細かい点ですと、飲み口を敢えて荒らしたままになっているところも、ガラス器では珍しいかも。
これもバックヤードから幾つか出して来て頂いたのですが、他のは整ってるなってことでこちらにしました。良い悪いの話では無く、好みです。
そんな器に合わせた酒は梅乃宿の生酛、特別純米です。
しかし曲がってますねぇ。なんか、ホヤとかカイメンみたい。
酸味をベースにした濃い味のバランスです。
冷から温度を上げてますが、印象は変わらず。最初から濃い酒はあまり変化が無いのかも。
しかし、こんな風に酒器を収集していると、本当に収納場所がヤバくなってきました。ディスプレイするなら扉の無い飾り棚でも良いのですが、ホコリが溜まるし、扉のある棚は大体奥行きが長い。
奥行きが長いと、収納数は増えるのですが取り出し難くなるので、棚板の高さを上げる必要がある、結果として収納効率は下がる。
では、奥行きが酒器一つ分とかになると、今度は棚としての安定性が下がる。
やっぱりまたワイン箱を追加かな。
てことで
ではでは