レザークラフト スターターキット
微妙だったりします
レザークラフトを始めて、大体一年が経ちました。そんなに数を作っているわけでは無いですが、それなりに工具も増えてきています。
最初はセットで売ってるスターターキットなんかを買ったのですが、結局その中で今でも使っているのはごく一部なんです。
てことで、私なりにスタートの必需品と言いますか、これさえあればなんとかなるセットを考えてみました。
露出オーバーなのは置いといて、これくらいが、ほぼ確実に必要になるものです。ラインアップは以下です。順番は適当に。
1. カッティングマット
なるべく大きいものが良いです。ただし、机からはみ出すと、糸で縫うときに端に引っかかります。
直角を出すときなどはこの罫線が便利だったりします。
2. 定規
50cmくらいはあった方が便利です。片面に金属などがついていて、カッターの刃が食い込まないものが使いやすいです。
3. カッターとポキ
当たり前ですが、革を切るにも、型紙を切るにも必須。革を切ると結構すぐに切れなくなりますので、ポキは必須です。
4. 菱目打ち
2本打ちと6本打ちくらいあれば、直線も曲線も打てます。何故かセットでは5mmのような幅の広いものが多いようですが、正直よっぽど厚い革でないと、この幅は必要ありません。3mmくらいの方が用途が広いと思います。
5. 木槌
必須なんですが、私の場合は騒音対策でゴムハンマを使ってます。プラハンでは軽くて使いにくいかも。
6. 菱錐
ビニモを使うなら必要ないですが、麻糸を使うなら糸をしごき落とすのに必須です。最初の頃は、菱目打ちが貫通してないときにこれで穴を開けたりしましたが、今ではほとんど使いません。
7. ゴム板
これは言わずもがな。できるなら大きいほうがいいですが、この写真のサイズ程度でも問題ありません。
8. 針
最初の頃は力を入れすぎて、折ってしまうこともありますので、多めに用意した方がいいかもです。裁縫用の針を使う場合は先をやすりで丸くす必要がありますが、面倒なら最初から革用を買った方が楽です。
9. 麻糸とロウ
ロウ付けのビニモを使うなら必要ありませんが、最初は麻糸で練習した方がロウの付きっぷりなんかが分かっていいかと思います。中細の糸が縫いやすいかと。
10. 白ボンドとGクリア
接着剤はこの2種類を用意した方が何かと楽です。白ボンドはコバ面用、Gクリアは見えないところや仮止め用です。ヘラはどうせ接着剤についてくるので、改めて買う必要もないでしょう。
11. トコノール
初心者だろうとなんだろうと必要です。私の場合はコバ磨きもこれで行います。ちなみに磨くのはそこらへんの瓶の底なんかで十分です。
12. スポンジ
トコノールを塗るのに必要です。私の場合はお徳用のスポンジを薄く切って使ってます。
13. マスキングテープ
接着面を荒らす際にも、接着剤を塗る面を出すにも必要です。100均のはノリが残りやすいので、3Mとかのちゃんとしたやつの方が良いです。
14. 紙やすり
120番くらいの荒いやつで十分です。耐水ペーパーは目が詰まるので、普通のサンドペーパーです。
15. 銀ペン
革に線を引くのに必須です。指でこすると消えます。
ざっと書いたら、結構な数になりましたが、前回のトートでは、この中で、麻糸とロウ、菱錐以外は全部使いました。この3つを使わなかったのはビニモを使ったからです。
ちなみに、この中で、スターターセットに入っていて、今でも使っているのは、ゴム板と白ボンドくらいです。
そう考えると、単品で揃えた方が良いかもしれません。
本当は、あれば便利なものもご紹介しようと思ったのですが、予想以上に長くなりましたので、また別の機会にでも。
ではでは