RYEMASHの日記

がんがん使って、しっかりお手入れ

2000円台のブルゴーニュ その3

タイトル詐欺

良い音楽を聴くと酒が進むのですが、今回は2本とも色んな意味でタイトル詐欺です。

まずはこちら。

まずイタリアワインということでフランスすらブルゴーニュでもない。でも2000円台ってことでギリ許してほしい一本。

イタリア、カンティーナ・トラミンのゲヴェルツトラミネール 2020です。

ゲヴェルツが飲みたいなということで選んだものですが、これがThe ゲヴェルツって感じで非常に美味いのです。

色はかなり黄色。口開けはエルダーフラワーの様な花の香りとちょっと控えめなスパイス感。

ワインには珍しく、口開け時のバランスが美味いのですが、その後あえて白だけど温度を上げると花の香りがバラ方向に変化してこれがまた美味い一本です。

続いてこちら。

こちらは正真正銘ブルゴーニュ ピノ。ですがお値段が3180円とちょっとはみ出しました。円安の今なのでこれも許して欲しい一本。

ものはブルゴーニュ・ルージュ シャルム・ド・テ 2013 ドメーヌ ティエリー・モルテです。

久しぶりに10年近い時間を置いたビンテージ。

色は枯れた茶色が乗ってきています。写真では分かり難いですがグラスに注いだ時から期待が高まります。

味は開けたてはゴムタイヤ感が強い。長熟に耐えられる系のピノに共通する傾向です。この辺の表現は個人の感想になってしまいますが、長熟に耐えられる良いピノを早めに開けると私の感想はゴムタイヤやセメダイン感なのです。

これが3000円台前半で飲めるのは良いドメーヌです。

空気に触れて温度が少し上がるとどんどん複雑な味になっていきます。何故かチーズクラッカー的な味も乗ってくるのが面白い。

てことで、しばらくAudio系の話が多かったですが、音楽と酒は最高の友ということで酒の写真も溜まってます。ただ、どこまでご紹介したのかが分からなくなったのでまずは新しい方から順番に記事にする予定です。

ではでは