黒は温度が大事
ゆっくりとね
相変わらず黒系のビールを飲んでおりますが、季節的にも涼しくなって合ってきました。
今宵はこちら
英国、Burnt MillのGlints Collide、バルチックポーターです。
一口目の印象はチョコやコーヒーでは無く、ローストされた麦の香ばしさと苦さが際立つ、すっきりめのポーター。
ここから、ゆっくりと温度を上げつつ飲んでいくと、チョコとコーヒーが香ってきます。そのくらいのタイミングでラベルの説明を読むと、やはりチョコとコーヒーのキャラクタを意識してるとの記述がありました。
その辺りのキャラクタを感じるために、黒は少し高めの温度で飲むのが良いのかねぇ、と思いつつも高めの温度に設定するなんて、それこそセラーでも無いと難しいので、普通に冷蔵庫で冷やしたものをグラスに注ぎ、ゆっくり飲むことで温度を上げていくのが、味の変化も感じられて良しなのです。
てことで
ではでは
変態スタウト
6年ぶり2回目
私の中で変態スタウトというと、DE MOLENのHemel & Aardeが筆頭なんですが、違う方向でそれに匹敵する猛者を発見しました。こちら
Brewskiのナポレオン ケーキ インペリアルスタウト。スウェーデンのビールです。
ラベルの絵の通り、見えてる地雷といえばその通り。ただ、これが妙に美味いのです。
見ての通りで香りはイチゴケーキ。でも見た目は真っ黒なスタウト。この時点で脳がバグります。
更に、スタウトにしては強めの炭酸と12%という高アルコール。全てがちぐはぐなようで、飲んでみると美味いのです。
スタウトの香ばしさから始まって、イチゴショートの香りが猛追。そりゃケーキとコーヒーは美味いけど、一緒にするなよと思いますが、何故か美味い。悔しい。
ビールとしては異端ですが、これはもうビールという枠組みでは無く、こういう飲み物とした方が良いんじゃないかなと思うほど。
とはいえ、これは狙った美味さでしょうし、変態性という面では、Hemel & Aardeの勝ちですね。なんの勝負か分かりませんが。
てことで
ではでは
前座で申し訳ないが
美味いんですよ
今時点で飲んでいるものと比較するために、ちょっと前に飲んだこちらを先にご紹介。
Left HandのMilk stout、nitroです。
Milkというだけあって乳糖が入っており、味わいはスムースでマイルド。以前飲んだFounders KBSのローストと切れ感とは真逆の方向性ですね。アルコールも6%と控えめ。
特徴はnitroと書いている通り窒素充填です。
気づいていなかったのですが、プルタブを開けた時に、シュゴゴゴゴーとすごい音がして、なんじゃこりゃと驚いたのですが、ギネス缶にもある仕掛けがこれにも使われているようです。
widget insideとありますように、缶の中になんか仕掛けが見えました。これで、クリーミーな泡を作っているようです。
全体的な感想としては、夜にゆっくりというより、昼間でも飲み易いスタウトって感じでしょうか。
ま、タイトルにありますように、この後変態なモノを飲んだので相対的に記憶が改ざんされているのかも知れませんが。
てことで
ではでは
久々の外出
久々のミッケラー
どうしても外出しなくてはならない用事があり、どうせならと目的地そばの小さな酒屋を覗いてみたところ、ワイン中心でありながら、何故か冷蔵庫にはミッケラーが数多く。
特に他のクラフトビールがたくさんあった訳じゃないので、店主さんの好みなのかねぇ。
ならばということで、久しぶりに買ってみた一つがこちら。
Mikkeller San Diego Kickstart My Hopsです。
Mikkellerは元々デンマークの自前醸造所を持たないファントムブリュワリーだと思っていたのですが、このMikkeller San DiegoとかMikkeller NYCは自分で造ってるっぽいっすね。詳しいことは分かりませんが。
ま、そんなことは置いといて、このKickstart My Hopsはdouble IPAということで、確かにDIPAらしい強い苦みがあるのですが、なんか不思議な味わいと香りがあるのです。フルーティなような、ちょっとスパイシーなような。
Hopを見ると、African Queen、Barbe Rounge、Belmaとあんまり聞きなれない名前が並んでるので、その味わいなのかも。
アルコールも8%とちょっと高めなので、少し時間を置くと面白い香りが更に楽しめます。
これは次見かけたらまた買うかも、ってミッケラーは次は無く一期一会なところがあるので、この味わいはこれっきりかも知れませんが。
てことで
ではでは
APAって
いまいちわからん
さて、仕事が片付かんが、残りは一人黙々作業なのでビールでも飲みながらやるかってことで今夜はこちら。
ParrotdogのFalcon APAです。
NZはラストって前に書いたような気もしますが、あれは醸造所のことで、種類としてはもう少し残っているのです。
で、このFalcon。APA American Pale Aleとのことなんですが、APAの定義っていまいち良く分からんのです。
印象的にはIPAよりも苦みが控えめで、Hopも爽やか系を使った、なんというか軽めのIPAというイメージなんですが、そういう意味ですと、まさにこのビールがその印象そのものです。
ちなみに過去の記事を探ると2018/1/1にこれのビンを飲んでいるようですが、その時はライムビールの様と書いてますね。ですが今飲むとそこまでの酸味は感じません。
まぁ3年経って変わったのはビールの味か、私の味覚かは分かりませんが。
てことで
ではでは
香ばしさと苦さが好みの
今年の夏
以前から毎日緑茶とルイボスの冷茶を作っていたのですが、何故か今年の夏は香ばしさと少しの苦みが好みになり、今はほうじ茶と麦茶を作っています。
暑い時に香ばしさや苦みって合う気がするんですよね。
という流れで本日のビールはこちら。
FoundersのKBSスタウト、メープル マキノー ファッジ、バーボンバレルエイジドです。長い。
黒系と言えばFoundersというほど私の中では鉄板なBreweryなんですが、これも期待にたがわない美味さ。ただ、ローストの香ばしさというよりも、チョコとコーヒーで一杯です。
なんというか、お高いチョコの詰め合わせの箱を開いた時の香り。箱の紙の香り含めてって感じ。
アルコールも11度とかなり高めですので、冷やしたところからゆっくり温度を上げつつ飲むのがお勧めです。時間が経つと酸味や甘みが出てきます。グラスもパイントよりもこのような香りを楽しめるタイプが合うような気がしますね。
さて、今回の写真は久しぶりにprominerの8.5mm、換算17mmの超広角を使いましたが、やはり室内の物撮りには難しい一本です。
絵になる部屋なら周りの景色も風景になるのですが、ぼろアパートじゃ余計なものが映り込むだけ。とはいえ広角ならではの妙なパースが出るのは面白い。
撮影はピントをピントリングで合わせるのでは無く、最短撮影距離に固定して、あとはカメラというか体ごと動かして画角とピントを決めるって感じです。
この辺はマニュアル単焦点の面白さでもあります。
てことで
ではでは