何故Luxman?
しかも505
前回何故2chアンプに替えたのかを書きましたが、今回は何故Luxmanのこの機種なのかというお話です。
結論から言いますと、
Luxmanアンプの音と見た目が好きだから。
これだけです。
さすがにこれだけじゃああんまりですので、無理やり理由を考えると。
20年以上前に購入して今も現役なこのスピーカー、B&W ノーチラス805との相性が非常に良いという印象を持っていたからです。
昔このスピーカーとL-507s2アンプを初めて購入した時の音には、ほんと正座するか踊って聴くかくらい感動したのです。その印象が残っているのですね。
じゃあなんで同じ507型番じゃないのか?
高くなっちゃったからです。今はL-507Zという型番になっていますが60万越えのお値段、さすがに手を出す気がしません。かつZ型番になってフロント中央にデジタルの音量表示が付いてこれはいらんなと。
何で505uxII?
値段の話しは一番大きいですが置いとくとして、前述の507のようにこれもZ型番になる可能性が高い、そうすると見た目が好みじゃ無くなる可能性が高いのです。かつuxIIは2017発売で色々問題も枯れているだろうという判断です。
で重要かつ世知辛い話に戻りますがたとえ型番がそのままでも昨今の円安、半導体不足の状況から値上げの可能性もあるかなと。実際アキュフェーズですら値上げしましたから。
他のメーカーは?
前回の記事でもちょっと書きましたが、今はAVアンプも2chアンプも選択肢がほとんど無いのです。パイオニアやオンキョーといった日本メーカーが軒並み無くなったのに加えて、海外メーカーを加えてみてもローエンドとハイエンドばかりになり、ちょっと気張って買うかというレンジの製品が無いのです。デノンとマランツくらいですかね。でも針メータが無いから除外。ヤマハ、テクニクスもあるのですが全く使ったことないのでこれも除外。となると選択肢はなかったのです。
てことで、最近オンキョー、パイオニアがブランドとして復活するとの話もありますし、なんとかaudioの選択肢を増やしてほしいと願いつつ。
ではでは
何故今アナログ2chアンプ?
記憶音
先日ご紹介したL-505uxIIについてのお話。何を書こうかと考えてると様々な思いが浮かんできて収集が付かないので、まずは何故既存のAVアンプから2chアナログアンプに替えたのかという点からです。
幾つか理由はあるのですが、こちら。
現状inputしているのはPCからDAC経由の2chアナログ入力になります。
つまり
理由1
普段聴いている音楽のほとんどは2ch。だったらAVアンプにこだわる必要はあるのか?と薄っすら疑問を持ったこと。
理由2
そんな思いのなかマランツのAVアンプが不安定な動作をし始めたが、買い換えようにも今のaudio製品ではほとんどのメーカーが廃業しておりAVアンプとしての選択肢がほとんど無い。この辺りのお話はまた別の機会にでも詳しく。
理由3
そもそも昔の環境で聴いていた曲と今聴いている曲の印象が違いすぎる。
3番目の理由になってしまいましたが、これが一番大きいかも知れません。元々20年前くらいにスピーカーB&W ノーチラス805とアンプLuxman L-507S2で聴いていた頃の曲の印象というか感動というか、この曲はこの空気感が良いとか、この曲はこのベースが良いとか、そういう印象音と今の再生音が乖離していたのです。
もちろん若いころから比べると耳も劣化してるし、同じように聴こえ無いのはしょうがないのですが、それでも今の環境がB&W ノーチラス805を鳴らし切れてるとは思えないのです。でその原因はアンプにもあるんじゃないかと思った次第。
…
ここから先は何故Luxmanのこの機種なのかという話になりますのでまた別の機会に。
要は普段音楽を聴く分には2chで十分であるし、ならばその品質を高めようということでした。
てことで
ではでは
ロマンのかたまり
アンプ購入
今更pure audioなんてニッチな世界ですが購入してしまいました。
こちら
LUXMAN L-505uXIIです。
6月に購入依頼をして、つい先日届きました。LUXMANは以前にL-507S2を使っていたので人生2度目の出会いになります。
デジタル受けは全くなく、純粋なアナログ入力アンプです。
左右に綺麗に分かれたスピーカー端子と真ん中に位置した電源がコンストラクションの良さを感じます。
リモコンは結構多機能。AVアンプのリモコンに比べればシンプル。正直ボリュームだけでもいいのですが、separateがリモコンで操作できるのは地味にうれしい。
というのも、マルチチャンネル用のmarantzアンプのフロントメインアンプとしても使いたいので、リモコンで切り替えられるのは楽なのです。この点L-507S2は物理的なブリッジでしたね。
針メータはまさにロマン。なんの意味があるのかと言われてもカッコ良いからとしか言えません。色は寒色の青。マッキントッシュよりは少し控えめな青。ここは暖色系が良かったけどどうせイルミネーションオフにするので問題無し。
てことで、なんで今こんなものを買ったのか、何故この機種なのか、音はどうなのかなんて話は追々していこうかなと。
ではでは
2000円台のブルゴーニュ その2
変化球
掲題のその1を挙げてからしばらく経ってしまいましたが、その2にして変化球です。
こちら
ボジョレーです。シャトーカンボンの2019。ドメーヌ マルセル ラピエール。ブルゴーニュワインであることは間違いないのでタイトル詐欺ではありません。
どうしてもヌーヴォーのイメージが強く、色物扱いされがちなボジョレーですが普通のボジョレーは普通に美味いのです。
このマルセル ラピエールは酸味が強めですが全体としてフルーティなバランスが取れています、何よりヌーヴォーにありがちな生臭みは全くありません。エチケットもシンプルで良いですね。
もう一度書きますがガメイ・ボジョレーは美味いのです。
タンニンも適度で開けた時から味が整っています。その分長期熟成には向かないのかも知れませんが普段飲みのワインとしてはぴったりです。
ついでにもう一本。
この日は体の調子が良かったらしくもう一本空けていたようです。
お馴染みジュラのプールサール。ドメーヌ ド モンブルジュ 2017です。
飲んだ時のメモを見返すと、プールサールとしては味がはっきりしている。多少ピノに似ているがピノに似ているのが良いならピノを飲めばいいじゃん。プールサールの良さは独特の青さと甘さ、と書いてます。
なんかメモにまでひねくれた書き方してるなーとあらためて感じた次第。
てことで
ではでは
カオスなラベル
味は素直
久しぶりの王道ルートでビールから日本酒へ。この一本で日本酒の冷蔵庫備蓄は無くなりました。また仕入れないと。
こちらです。
文字の多さとウネウネしたラベルでカオスなことになってますが、栄光富士のMAGMA、原始乃胎動、純米大吟醸です。
ラベルのウネウネに合わせて、グラスもウネウネにしてみました。
栓を開けた瞬間から香る吟醸香、味も香りのイメージ通り甘さメインのフルーティ。マスカット、ライチ、リンゴって感じでしょうか。
ただ、甘いには甘いのですが少しのガス感と合わさり嫌なべとつきはありません。
これは飲み易くて、お店で呑んだらべろんべろんになりそうな危険性を感じます。
普段あんまり香りの強い酒は好まず、大吟醸は選ばないことが多いのですが、これは香りと味のバランスが良く、呑んでよかったと思える一本です。
でも何でこれを買ったかは思い出せません。
てことで、次の日本酒はなんにしよう、というか上げてない写真も整理しないとなと思いながら久しぶりの晴れ空をのぞむ夕方でした。
ではでは
原材料に特徴のあるビール
国内外2本
最近ちょっとだけビールから離れていたのですが、離れていた分美味さもひとしお。そんな中、本日は少し変わったビールをご紹介。
まずはこちら
ラベルでは何と書いてあるか良く分からないのですが、STILLWATER ARTISANALのPixacaoというIPAです。
一応アメリカのBreweryみたいなのですが、色んなところとコラボしまくっているので実態があるのかどうか良く分かりません。もしかするとミッケラーのようなファントムなのかも。
これも、ブラジルのMorada Cia Etílica Breweryとのコラボのようです。
味はしっかりとした苦みと香りのIPA。缶を開けた瞬間からフルーティなHopが香ります。見た目はかなりHazy。
じゃあタイトルは何かと言いますとこちら。
タピオカとココナッツが入っているのです。
正直これを見てから開けたので、予想としては甘さメインなのかなと思いましたが、実際は前述の通りゴリゴリのIPA。後味にちょっと変わった風味があるかな程度だったのですが、ゆっくり飲んで少し温度が上がるとココナッツの香りというか滑らかさを強く感じるお味でした。タピオカはちょっとわからないかな。これ系のビールはキンキンよりもちょっと温度上げ目の方が良いのかも知れませんね。
続いてこちら。
これは飲んだ時に写真を撮り忘れたので缶のみのご紹介になりますが、奥多摩VERTEREのSapidaです。
これも前述のPixacaoと同様オーソドックスなIPA。方向性は青草系で日本の醸造所としてはかなり本格的な苦さと美味さに感心しました。
おや?と思ったのは原材料。
敢えて粗糖が書いてあるのです。
実際の規制上粗糖の使用を書く必要があるのかどうかわからないし、発酵補助で入れているのかも知れませんが、敢えて書いているということは何かしら味に影響があるのかと思ったら、こちらもゴリのIPA。
二酸化炭素まで書いているのは醸造者さんのポリシーなのかも知れません。
てことで、結局両方オーソドックスなIPAで美味い2本でした。ちょっと面白系も期待してたんですけどね。
ではでは
2000円台のブルゴーニュ その1
値段逆転
数年前からブルゴーニュワインの値段が急騰した関係でジュラとかサヴォアとか比較的マイナーな地域のワインを愛飲していたのですが、最近何故かジュラのワインが値上がりし逆にお手頃値段で美味いブルゴーニュが増えてる気がします。
円安や流通問題を考えると海外品が安くなることは考えられないのですが、バイヤーさんが色々探してるんですかね。
そんなわけで今年上半期に飲んだワインをご紹介。一回目はこちら。
ドメーヌ ショーヴネ・ショパンのピノ2017です。2880円でした。
色は若ピノから少し枯れたルビー色、序盤はサクランボの香りと軽い甘さが主体。タンニンは少なめで雑味をほとんど感じないのが特徴です。
少し置くとナッツとスパイシー感が出てきて、残っていた酸味はかなり早くに甘みに変わります。
若ピノ特有の生臭さが一切ないのは特筆ものです。
なんと言いますか、いかにもピノっていう飾りの無い美味さが良いですね。これから何本かご紹介しますが、この印象は共通してます。
ちなみにこのドメーヌは既に引退しているらしく、最後のストックから蔵出しされてるとのこと。もったいないですね。
てことで、今後数回に分けてワインをご紹介予定。他のも挟むでしょうが。
ではでは