RYEMASHの日記

がんがん使って、しっかりお手入れ

見たまんまシリーズ

なんなら名前も

お洒落だったり、奇抜だったりビールのラベルデザインは色々ありますが、たまに見たまんまってのがあります。

まずはこちら。

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Foundersのスタウト、Big Lusciousです。

ラベルにはラズベリーチョコのイラストが描いてありますが、味もそれ以外に表現のしようがありません。まごうことなきラズベリーチョコ。

更にこちら

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BrewskiのAlmond Walnut Vanilla Caramel Cakeです。

これもラベルに描かれた通りの味。というか名前ですらアーモンド ウォールナッツ バニラ キャラメル ケーキと考えるのを放棄したようなそのまんま感です。

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しかしこれ、最初はバニラだのアーモンドだのと色んな味が攻めてくるのですが、飲んでいくと意外に余韻が薄くなっていきます。強すぎる味は脳内で普通の味に補正されるのかな。

てことで、今回の2種はスタウトの中でもデザートビールともいわれるものですが、このカテゴリのビールはラベルを信じて間違いなさそうです。

ではでは

サイダーとビール

順番間違えた

以前に何故かミッケラーの品ぞろえが妙に多い酒屋の話をしましたが、再度訪ねるとビールはBurnt Mill、あとサイダーの数が増えてました。ミッケラーは減ってたというか、売れた分だけ減ってましたね。ほんと好みで仕入れてるのかな。

ならばと、初めての家飲みサイダーからです。

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オーストラリア、The hills cider companyのサイダーです。

サイダーはここ数年専門店が出来るほど流行ってはいますね。でも家で飲むのは初めて。

こちらの一本はアデレード産のリンゴ100%ということなのですが、味わいはなぜか日本のリンゴを思わせるような味わいと、素直なリンゴ感。

たまに熟すというか、ヒネてるというかそういうサイダーもあるのですが、これはそういう感じはありません。そういう意味で素直なリンゴ感です。ただアルコールは5%以上あるので危険な酒ではあります。

で、順番間違えたというのはこちらのビール。

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ニュージーランド、Urbanaut BrewingのDEL MAR。ピンクグレープフルーツ ヘイジー IPAです。

いや、これ自体は香りからグレープフルーツが漂うし、IPAと果実感も良い感じなのですが、どうにもサイダーの後に続けて飲んだのが間違いでした。

口が完全にサイダーのフルーティさに支配されていたので、中途半端にグレープフルーツ感があるビールは圧倒的に印象が薄く感じるのです。

どうせなら苦さ全振りとか、スタウトとかの方が良かったかも。

機会があればもう一度きちんと飲んでみたい一本です。

てことで

ではでは

ネタかと思ったら

意外に面白かった

先ほどのバーボン麦茶。味は良いのでもう一杯作ってみたのですが、冷静に見ると結構面白い見た目になってました。

こちら

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氷、バーボン、麦茶の順番でグラスに注ぐと、きれいに濁り部分が分離するんです。さっきは良く見ずに混ぜたので気が付きませんでしたが。

麦茶は油分が多いので冷やすと濁るのはなんとなくわかるのですが、麦茶単体だと、氷を入れてもこんな風には濁らないし、なんかしらバーボンの成分と反応してんすかね。

味も含めてぐっと興味が出てきました。

てことで

ではでは

バーボンを麦茶で割って

アカプルコ

麦茶、特に大麦系の香ばしい麦茶を飲んでいる際に、これってバーボンに合うんじゃね?と思い立ち、だれか試した人はいるかなとネットで検索したら、まさかのマスメディアで宣伝していたようです。

30年前とかという話なら、ぎり私が酒を飲み始めた時期にも重なるのですがさすがに憶えていません。

こちら。

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ベースはレッドトップにしてみましたが、麦茶混ぜて氷で冷やすと濁るんだってのがまず驚き。

味は予想通りで、バーボンの甘さに、麦茶の香ばしさと種類の違う甘さが加わり、美味いには美味い。割ることでアルコールも下がるので更に飲み易くなり。

じゃあ、これが好きになるかと言われたら、それは無いです。

邪道感がすごいのと、そういうバーボン飲みたいなら、そういうのを探せって感じですね。

そもそもアカプルコって、ちゃんとしたカクテルがあるし。

時代的にバブルが生んだ徒花なのかな。そう思うとこの味を否定するのもどうだろうと微妙な気持ちになったり。

まぁ、買ったバーボンがあまりにも期待外れだった時には、麦茶割りで美味しくできるとと知っただけでも良かったかな。

てことで

ではでは

青柑橘カクテル

ジンベース

さて、先ほどご紹介した柑橘たちでカクテルを作っていきます。

まずは、カボスのみを使った、ホワイトレディもどきから。

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実は以前にも作ったのですが、ベースのジンがボンベイだとなんとなく和柑橘に合わなかったので今回は桜尾を使いました。これに、カボス、コアントローを標準レシピ通りに作ってみました。

うん、これはこれで美味いけど、ホワイトレディでは無いです。当たり前ですが。

ならば、もうすこしシャープな酸味があると良いかもと、青レモンとカボスを半々ずつで作ってみたのがこちら。

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お。これは美味い。レモンのクリア感と和柑橘の独特な味が合わさり、じゃじゃ馬レディです。

続いてギムレット。これも以前にカボスのみで作った時にはカボカボし過ぎていましたので、今回は半分ライムにしてみました。

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うん、美味い。

やはりバリエーションを作るときには、全部を変えるのではなく、少しだけ違う要素を入れるのがよさそうです。カボスとか柚子なら癖が強いので、ピールだけでもいいのかも。

さて、ここでシェイクは終わりです。何故なら、これ以上振るとシェイカーごと吹っ飛ばしてしまいそうだから。

要は3杯くらいで酔いが回るのですが、それはこのカクテルグラスがでかすぎるから。

酔っぱらったいつかの夜に、そういえばカクテルグラスを持ってないねと、丈夫なショット・ツヴィーゼルのグラスを注文したのですが、これが270mlとかなりでかい。このサイズでカクテルを作ると、そりゃ酔います。

ですが、店と違って、自分で振って自分で飲む環境だと思うと、この大きさでもいいのかもと思ったり。何度も振るのは面倒だし。

てことで

ではでは

アオレンジャイ

いやミドリなのか?

日本語の青と緑の使い分けというか、意味合いの違いについてはそれだけでかなり面白い話になるのですが、今回そこは置いといて、柑橘の話です。

こちら

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左上から青カボス、青レモン、青ライムです。

ただ、敢えて青とつけるのはレモンくらいでしょうから、普通に言うとカボス、青レモン、ライムです。

本当はここに青ミカンも入れたかったのですが、残念ながらカビてしまいました。

去年から急に柑橘+ジンに嵌まりだしたお話は何度もしてますが、残念だったのが青カボスに間に合わなかったことなんです。なので、今年は早めに取り寄せた次第。

切った様子はこんな感じ。

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去年、黄色カボスを切った時にも思いましたが、カボスってオレンジ色入ってるんだってのが一番の驚き。

レモンは青レモンだと皮も厚く、果汁の取れ高が少ないですね。ただその分完熟には無い青々しさと酸味が合って好きです。

ライムは皮も薄いし、種も無いし、まさに絞られるためにできたような柑橘です。ちゃんと調べてはいませんが、品種改良の結果なのでしょうか。

てことで、今日はこれらを使ったカクテルなんぞを楽しんでいきます。

ではでは

犬から狼へ

確かに狼かな?

以前、酒瓶並べた写真にも写っていたのですが、今夜はこちらを開けてみました。

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Brewdogのジン、LONE WOLFです。ラベルがかっこいい。

以前からBrewdogやミッケラーなどがスピリッツを作っていることは知っていたのですが、値段も高いし、イロモノ系だろうねという思いがあり興味もありませんでした。

その考えは変わらないまま、たまたま少しお手軽な価格で手に入れる機会があったので、正直あんまり期待しないで飲んでみたのですが、この文章の流れでお分かりのように、結構美味い。

まずは素直にロックで飲んでみたのですが、柑橘系の香りから始まり、舌の上に残るようなスペアミント系の味と針葉樹の香り、あとなんか分からないけど華やかな香り。独特ではあるのですが、奇をてらうわけでは無く、これもアリだなと思わせるジンの味です。

ここで、あらためて材料を見てみるとこんな感じでした。

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柑橘系ピールはたっぷり、針葉樹はScots pineで、舌に残るスペアミント系はAngelicaとコリアンダーの合わせ技かな。良く分からない華やかさはラベンダーを見てなるほどと思いました。アーモンドは全くわからん。

さきほどのポーターと一緒のように、こういう情報は先に見てしまうと先入観が入ってしまうので、飲んだ後に入れるようにしてるのですが、ちょっと答え合わせみたいで楽しいのです。自分の舌の信用性の確認にもなりますし。

まぁ、毎回そんなことをしている分けではないですが。

てことで、本当はライムを入れたり、炭酸で割ったりも試してみようと思っていたのですが、ヘタにいじってもいい結果は出ない系のジンかなということで、しばらくはロック、もしくは冷凍庫かなと。

ではでは