RYEMASHの日記

がんがん使って、しっかりお手入れ

2000円台のブルゴーニュ その2

変化球

掲題のその1を挙げてからしばらく経ってしまいましたが、その2にして変化球です。

こちら

ボジョレーです。シャトーカンボンの2019。ドメーヌ マルセル ラピエール。ブルゴーニュワインであることは間違いないのでタイトル詐欺ではありません。

どうしてもヌーヴォーのイメージが強く、色物扱いされがちなボジョレーですが普通のボジョレーは普通に美味いのです。

このマルセル ラピエールは酸味が強めですが全体としてフルーティなバランスが取れています、何よりヌーヴォーにありがちな生臭みは全くありません。エチケットもシンプルで良いですね。

もう一度書きますがガメイ・ボジョレーは美味いのです。

タンニンも適度で開けた時から味が整っています。その分長期熟成には向かないのかも知れませんが普段飲みのワインとしてはぴったりです。

ついでにもう一本。

この日は体の調子が良かったらしくもう一本空けていたようです。

お馴染みジュラのプールサール。ドメーヌ ド モンブルジュ 2017です。

飲んだ時のメモを見返すと、プールサールとしては味がはっきりしている。多少ピノに似ているがピノに似ているのが良いならピノを飲めばいいじゃん。プールサールの良さは独特の青さと甘さ、と書いてます。

なんかメモにまでひねくれた書き方してるなーとあらためて感じた次第。

てことで

ではでは

カオスなラベル

味は素直

久しぶりの王道ルートでビールから日本酒へ。この一本で日本酒の冷蔵庫備蓄は無くなりました。また仕入れないと。

こちらです。

文字の多さとウネウネしたラベルでカオスなことになってますが、栄光富士のMAGMA、原始乃胎動、純米大吟醸です。

ラベルのウネウネに合わせて、グラスもウネウネにしてみました。

栓を開けた瞬間から香る吟醸香、味も香りのイメージ通り甘さメインのフルーティ。マスカット、ライチ、リンゴって感じでしょうか。

ただ、甘いには甘いのですが少しのガス感と合わさり嫌なべとつきはありません。

これは飲み易くて、お店で呑んだらべろんべろんになりそうな危険性を感じます。

米は赤磐市の雄町。オマチストってなんだろう?

普段あんまり香りの強い酒は好まず、大吟醸は選ばないことが多いのですが、これは香りと味のバランスが良く、呑んでよかったと思える一本です。

でも何でこれを買ったかは思い出せません。

てことで、次の日本酒はなんにしよう、というか上げてない写真も整理しないとなと思いながら久しぶりの晴れ空をのぞむ夕方でした。

ではでは

原材料に特徴のあるビール

国内外2本

最近ちょっとだけビールから離れていたのですが、離れていた分美味さもひとしお。そんな中、本日は少し変わったビールをご紹介。

まずはこちら

ラベルでは何と書いてあるか良く分からないのですが、STILLWATER ARTISANALのPixacaoというIPAです。

一応アメリカのBreweryみたいなのですが、色んなところとコラボしまくっているので実態があるのかどうか良く分かりません。もしかするとミッケラーのようなファントムなのかも。

これも、ブラジルのMorada Cia Etílica Breweryとのコラボのようです。

味はしっかりとした苦みと香りのIPA。缶を開けた瞬間からフルーティなHopが香ります。見た目はかなりHazy。

じゃあタイトルは何かと言いますとこちら。

タピオカとココナッツが入っているのです。

正直これを見てから開けたので、予想としては甘さメインなのかなと思いましたが、実際は前述の通りゴリゴリのIPA。後味にちょっと変わった風味があるかな程度だったのですが、ゆっくり飲んで少し温度が上がるとココナッツの香りというか滑らかさを強く感じるお味でした。タピオカはちょっとわからないかな。これ系のビールはキンキンよりもちょっと温度上げ目の方が良いのかも知れませんね。

続いてこちら。

これは飲んだ時に写真を撮り忘れたので缶のみのご紹介になりますが、奥多摩VERTEREのSapidaです。

これも前述のPixacaoと同様オーソドックスなIPA。方向性は青草系で日本の醸造所としてはかなり本格的な苦さと美味さに感心しました。

おや?と思ったのは原材料。

敢えて粗糖が書いてあるのです。

実際の規制上粗糖の使用を書く必要があるのかどうかわからないし、発酵補助で入れているのかも知れませんが、敢えて書いているということは何かしら味に影響があるのかと思ったら、こちらもゴリのIPA

二酸化炭素まで書いているのは醸造者さんのポリシーなのかも知れません。

てことで、結局両方オーソドックスなIPAで美味い2本でした。ちょっと面白系も期待してたんですけどね。

ではでは

2000円台のブルゴーニュ その1

値段逆転

数年前からブルゴーニュワインの値段が急騰した関係でジュラとかサヴォアとか比較的マイナーな地域のワインを愛飲していたのですが、最近何故かジュラのワインが値上がりし逆にお手頃値段で美味いブルゴーニュが増えてる気がします。

円安や流通問題を考えると海外品が安くなることは考えられないのですが、バイヤーさんが色々探してるんですかね。

そんなわけで今年上半期に飲んだワインをご紹介。一回目はこちら。

ドメーヌ ショーヴネ・ショパンピノ2017です。2880円でした。

色は若ピノから少し枯れたルビー色、序盤はサクランボの香りと軽い甘さが主体。タンニンは少なめで雑味をほとんど感じないのが特徴です。

少し置くとナッツとスパイシー感が出てきて、残っていた酸味はかなり早くに甘みに変わります。

ピノ特有の生臭さが一切ないのは特筆ものです。

なんと言いますか、いかにもピノっていう飾りの無い美味さが良いですね。これから何本かご紹介しますが、この印象は共通してます。

ちなみにこのドメーヌは既に引退しているらしく、最後のストックから蔵出しされてるとのこと。もったいないですね。

てことで、今後数回に分けてワインをご紹介予定。他のも挟むでしょうが。

ではでは

地元のビール

ネタなのかガチなのか

1ヶ月ほど前の話しになりますがGW久々に帰省し、これもまた久々に自分用のお土産を買ってきました。在宅なんで会社用のお土産は必要ないのです。

それがこちら

網走ビールです。こちらは流氷DRAFT。

存在は昔から知っていたし、青い色のビールってことも知っていたのですが、どう考えても観光客用のネタものだろうなとスルーしてたのです。

で、初めて飲んだ感想はやはりネタ枠ですね。ビールではない。色は別として味が。

まぁそういうモノと理解して飲めばいいのですが、なんというかノンアルビールのような味、一応アルコールは5%と普通なんですけど。これで炭酸がガッツリ強ければ色の通りに爽やかさ全振りの飲み物として通るのでしょうが、いかんせん中途半端だなぁと。

もう一つは飲んだ時系列が逆になりますがこちら。

同じく網走ビールのスタウト。監獄の黒です。

こちらは国内のスタウトしては結構おぉと思う程のロースト感と重さ。微妙に軽い飲み口が残っているところは土産物としてしょうがないのかも知れませんが、かなり美味しい一本です。

先にこれで期待したから流氷の方はうーん?という結果になった感はあります。

国内醸造所も増えた中、最古参である網走ビールが生き残っているのはこのネタとガチを上手く作り分けてるからなのかもしれません。

てことで

ではでは

夏には遠いですが

麦茶のおはなし

これまで緑茶やほうじ茶、ルイボスなど様々なお茶を水出しでポットに淹れてきましたが、この半年ほどは麦茶になってます。これまでもバーボンの割材として時々話題には出してましたね。

その麦茶も種類、メーカによってかなり味の差はあるもので、大きく大麦系とハト麦系。大麦系は六条麦茶と二条麦茶に分かれます。

それぞれ国産麦の10種類くらい飲み比べて、これは好みだなというものをご紹介。

まずは大麦系。

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宇治の露製茶、瀬戸内ブレンド麦茶です。二条麦とはだか麦のブレンドです。

大麦系の特徴は甘さと香ばしさ、見た目的には濃い茶色で所謂誰しもが思い描く麦茶というものですが、この瀬戸内ブレンド麦茶はその味をとても分かりやすく出してくれます。バーボンにも合う。

挽きも細かめなので、比較的短時間で味が出やすいのも好ポイント。

32パック入りで、ヨドバシ価格410円。

淹れ方のポイントなどはハト麦と同じなので後ほど。

そのハト麦の好みはこちら。

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小谷穀粉、国産はと麦茶です。

ハト麦茶の特徴は独特なほろ苦さ、見た目的にはかなり薄めの黄金色です。

あんまりなじみがないかも知れませんが、爽健美茶を思い浮かべて頂けると近いものがあります。

個人的には大麦系より好きですが、味が出るまでに少し時間がかかるのが難点と言えば難点。あとバーボンには合わない。

ハト麦茶は大麦に比べメーカ毎の味の違いが大きく、香ばしさを強く感じるもの、苦さを押さえてマイルドな味わいにしたもの等様々ですが、私的にはこのほろ苦さが好きですね。

こちらは36パック入りで、ヨドバシ価格464円。

美味しい入れ方に関して特にコツという程のモノは無いのですが、強いて言えば1.5リッターに対し2パック使うこと、製品に書いてある時間よりも長めに淹れること、水出しで淹れることくらいでしょうか。

パック数は大体1リットル1パックというのが多いのですが、それだと少し味が薄く感じますので、家で使っている1.5リットルボトルに2パックってのがちょうどよく感じます。

淹れる時間は大麦は半日、夜入れて朝から飲める感じ。対してハト麦は丸一日置いた方がハト麦ならではの味が出ます。とはいえこの辺りは水が悪くなる時間との兼ね合いもありますので自己責任ですね。ハト麦の方は2~3時間と製品には書いていますが個人的にはその時間じゃ全く味はでません。

淹れ方は水出しと書きましたが、味と香りをしっかり楽しむならこれ一択。手早く飲みたいのなら、ポットに熱湯で淹れて粗熱が取れたら氷で冷やすって手もありますが、香りが飛び雑味が増えるのであまりお勧めはしません。

てか、挽いて無い丸麦なら昔ならではのやかんで煮出すのが美味いのでしょうが、パック麦茶では逆に味が飛びます。

てことで、長々と麦茶について語ってきましたが、所詮は道楽でもどうせなら美味いものを飲みたい、しかも麦茶は安いし実は味の違いが大きいしということで楽しい趣味です。

ではでは

作りが甘い

MX keys mini

以前もご紹介したlogicoolのkeyboard、MX keys miniなんですがね、打鍵感とかイルミネーションは良い感じだったのですが、決定的にダメな部分が部分が見えてきちゃいました。

これ

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裏側のゴムがいつの間にか無くなっていたのです。

使っていて、なんかグラつくなと思っていたのですが、裏を見るとなるほどねと。

この写真では修整した後なんですが、実際は左側手前のゴムがいつの間にか取れていて、それでグラついていたんです。応急処置として残っていた真ん中のゴムを左側に貼りなおしてバランスを取りました。

おそらくカバンの中に入れて持ち歩いているときに外れたのでしょうが、かなりの高価格帯のHMIかつモバイル前提としてのデバイスでこういうのは頂けないですね。

更に、手持ちの3M バンポンを真ん中に貼って使い勝手は問題無くなりましたが、こういう細かいところでメーカの質はでるものです。

logiは価格なりの良さがあると思ってたのにがっかりという一面でした。

てことで

ではでは